第9回「 注目!大学入試改革。小学生のうちから準備しておきたい新しい学力とは?」

2020年度の大学入試(2021年1月実施)から新しい入試へと変わることをご存じですか?大学入試の名物であった「センター試験」が「大学入試共通テスト」に生まれ変わります。これは、単に名前が変わるだけではなく、試験の内容はもちろん問われる能力も変わるため、2021年1月以降に大学入試を受ける子どもたちは、親世代が受けた大学入試とは全く別物になります。「うちの子はまだ小学生だから...」と思っている保護者の皆さま、そんなことはありません。大学入試改革は、新しい学力観に基づいた国をあげての教育改革の一環。中学・高校での学びも、大学入試に合わせて変わり始めています。今回は、その概要をご紹介します。

子どもたちに求められるのは
新しい学力

IT化、グローバル化がますます進む中、社会の構造やビジネスの環境は目まぐるしく変わっていきます。過去の常識だけでは通用しない時代、詰め込んだ知識や偏差値重視の学力だけでは対応できません。この教育改革および大学入試改革が目指すのは、新しい時代に対応する、新しい人材の育成。そこで求められるのは、与えられた設問に決められた解を答える力ではなく、与えられた情報から自ら課題を見つけ、知識を総動員して、自分なりの解決策を導きだす力です。
新しい学力観の柱となるのは、基礎的な知識と技能、それらを使いこなす応用力(思考力・判断力・表現力)、そして学ぶ態度(主体性・多様性・協働性)という3つの要素。大学入試の改革も、その流れに沿って進められています。
大学入試だけではなく、2020年には小学校の学習指導要領も変更され、英語が教科化(成績がつく)されたり、プログラミングが導入されるなど、小学生だからといって他人事ではないのです。

新学習指導要領がどのように変わるのかは以下のページをご覧ください。

新学習指導要領、ここに注目!

大学入試改革ではどんなことが変わるの?

1センター試験がなくなり、大学入試共通テストになります

2020年1月を最後にセンター試験がなくなるのに合わせて、新たなテストが始まります。ひとつは、高校在学中に受ける「高校生のための学びの基礎診断」。受験までに身につけておくべき学力の定着度を測るテストで、2019年から開始されます。もう一つが、センター試験のように、志望大学への「資格試験」ともいえる「大学入試共通テスト」。大学の合否は、後者の「大学入試共通テスト」と、各大学の個別試験の結果を総合して決まります。高等学校基礎学力テストは、少なくとも2022年までは大学入学者選抜の指標にはせず、入試への適用は今後運用しながら検討されていくようです。

高校生のための
学びの基礎診断
在学中に
学力の定着度を確認
大学入試
共通テスト
センター試験に
変わって導入
各大学の
個別試験
大学入試共通テストと
合わせて合否決定

2大学入試共通テストでの記述問題の導入

これまでセンター試験はマークシートによる選択解答でしたが、「大学入試共通テスト」では解答を導くプロセス、つまり考えて表現する力をより重視して、国語と数学の一部で記述式問題が導入される予定です。また評価の仕方も、1点ごとではなく段階に分けての評価となり、実質がほぼ同等なのに1点の違いで合否が分かれてしまうこともなくなるとされています。

大学入試が就職試験化する?

センター試験だけではなく、大学が実施する個別学力試験も、新しい学力観のもと変化が始まっています。文部科学省では、各大学がアドミッションポリシーを定め、大学の求める人物像に合った生徒を選抜する方針を打ち出しています。具体的には、小論文、面接、プレゼンテーションやディベート、資格・検定試験、部活の実績などで人物像や資質を判断するという、まるで企業の採用活動のような入試になっていくと言われています。

3教科のボーダーレス化

2020年以降は、これまでのセンター試験のような教科別のテストではなく、「合教科・合科目型」や「総合型」の導入が進む予定です。「合教科・合科目型」とは、設問が英文で書かれた理科の問題や、数学の知識を使わないと解けない社会の問題のように、複数の教科を組み合わせたもの。「総合型」とは、実際の社会問題のように社会や理科、数学など複数の分野の知識を総合して解決策を導くような形のもの。どちらも、すでに公立中高一貫校の「適性検査」で導入されているスタイルです。ちなみに、平成22年度から導入予定の高校の学習指導要領によると、自国の歴史が世界的な状況の変化の中でどう動いてきたかを考察する「歴史総合」や、数学と理科の知識を総合して考える「数理探求」などの新設が検討されています。

教科別 ⇒ 合教科・合科目型/総合型

適性検査対策ってどういうもの?

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4英語は実践重視の4技能型へ

英語はグローバル社会での必須スキルとされ、小学校での教科化も始まっている英語の試験も、より実践的な能力を測るために4技能化(聞く・話す・読む・書く)する動きが出ています。センター試験では測られなかった「話す」「書く」力についても、英検、TEAP、TOEFLなどの民間団体が行う英語資格試験を使って評価することも検討されていますが、すでに一部の大学では個別試験で4技能の能力測定がすでに始まっており、学校での学習内容と乖離が広がっています。

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