面接でよく聞かれる質問&回答例集!面接対策や覚えておきたいマナーも一緒に解説

更新日:2024/03/26

志望校によっては学力試験だけではなく、面接試験が課される場合があります。まずはしっかり志望校の募集要項を調べ、面接試験がある場合は、その対策をしていきましょう。

目次

面接の対策は必要?

面接は準備をしなくても受けることができますし、面接試験が行われても合格に大きな影響が出ない学校もあります。ただし、倍率の高い学校の面接試験に挑戦する場合は、準備が必要です。例えば、都立高校の推薦入試の倍率は、2~3倍が普通で、4倍以上の学校もあります。高校側の求める生徒像を正しく理解し、それに適合しているということを具体的なエピソードで「伝える」必要があることをまず意識しましょう。

面接では「素の自分を見せること」が大事?

面接とは、求める側(高校/志望校)の要望・要求にいかに応えられるかを示すものです。素の自分のみで、「こんな僕ですが、よろしくお願いします!」では、合格することはなかなか難しいでしょう。

前述の通り、その高校が求めている生徒像を調べ、理解し、自分がいかに相応しい人物であるかを「主張する」「伝える」こと、どのような表現をすれば評価してもらえるかを考えることが大切です。 なお、嘘をつくことはもちろん、本来の自分とはかけ離れた姿を演出することはおすすめできません。自分の好きなこと、興味のあること、どんなテーマなら話が尽きないか…などを日頃から考え、それを軸に話を組み立てるようにしましょう。

必要な事前準備

高校では、いわゆる「オープンスクール」として、学校見学会・学校説明会・授業公開日・部活動体験入部・体験入学・文化祭などを開催しています。行きたいと思っている高校、気になっている高校については、必ず参加するようにしましょう。そして、資料を取り寄せたり、ホームページに書かれている指導理念・教育方針・学校紹介文を丁寧に読んでみたりしてください。

また、志望校が決まっていない時点でも「なんとなく行きたいと思っている学校」について、「なぜ行きたいと思うのか?」を考えて、文章化することを心がけましょう。「親が都立に行けと言うから」「なんとなく入れそうだから」「家から近いから」という理由では当然面接官に良い印象を与えることはできません。自分のどのようなところがその学校に相応しいのか、入学したら将来に向けて何をしようと思うのか、文章にできなくても考えておくことは非常に大切です。

よく聞かれる質問と回答例

よく聞かれる質問一覧

面接対策を考えるうえで、どんな質問がされるのか知っておくことはとても大切です。以下の質問一覧を見て、自分だったらどのように答えるか、考えてみましょう。

個人情報受験番号、姓名、生年月日など
学校生活学校名と所在地、クラス担任や校長先生の名前、在学校の特色、学級での係活動と仕事内容、部活動(クラブ活動)、中学校で頑張ったこと、高校に入ってやりたいこと、得意、不得意科目、修学旅行の思い出など
趣味趣味や特技、余暇の使い方、最近読んだ本とその感想など
性格長所と短所、父母から注意を受けること、友達関係
進路志望動機(志望理由)、併願校と合格時の進学校、部活動、将来の夢(目標)
その他最近印象に残ったニュース、通っていた塾について

志望動機・自己PR

面接でもかなりの確率で聞かれる志望動機(志望理由)や自己PRは、作成する際、生徒が一番悩む(苦手とする)質問です。嘘をついたり、無理やり学校の「求める生徒像」に自分を当てはめようとしたりするとどこかで綻び(ほころび)が出てしまいます。 また、英語教育に力を入れている学校には、「英語教育に興味があるから志望しました」という生徒がたくさんやってくるので、同じような回答になりがちです。このようなことを回避するために、過去の経験・体験をどのように捉えて抜き出すかを考えること=自分自身を振り返る・研究するところから始めましょう。

志望動機・自己PR作成時の注意点

受験する高校の教育理念を調べ、「自分の言葉」として言えるようにしておきましょう。「志望動機」に対して「貴校の教育方針である自主性が良いと感じました」だけでは、面接官の印象には残りません。なぜなら、そうした回答は受験生のほぼ全員が行っているからです。 高倍率の入試の場合、他の多くの生徒と同じことを答えるのではなく、「自分自身の主張/オリジナリティ」をいかに出せるかが問われます。

重要ポイント

  1. 終始一貫した内容である
  2. 必ず具体的なエピソードをつける
  3. 「しっかりやりました」「きちんとできました」など、抽象的な言葉は避ける
  4. 志望校の教育方針・校訓・校長先生の言葉などを「自分の言葉」で語れる
  5. 志望校が「求める生徒像」と自分自身とが、どう合致しているかを考える

回答例

「私は、中学校で吹奏楽部に所属し、部長を務めていました。コンクールに出場するだけではなく、地域の皆さまに自分たちの演奏を楽しんでもらいたいという思いから、老人ホームでの演奏を部員に提案し、調整を重ねた結果、年3回の演奏会を定期的に開催するまでにこぎつけました。そんな折に貴校のホームページを見ると教育方針に『自主性』と書いてあり、まさしく私が中学校で行ってきたものだと感じました。貴校であれば、私の得意とすることを発揮できると思い、志望しました」

ここに注意!

志望理由で「自主性が良いと感じた」と話したあとで、他の質問で取り上げるエピソードに自主性が感じられないと筋が通りません。

悪い例

面接官「部長を務める上で大変だったことは何ですか?」
受験生「部員がなかなか言うことを聞かず、方針を統一することに苦労しました」
面接官「どのような工夫をして解決しましたか?」
受験生「みんなで話し合いもしたのですが、結局、先生に叱ってもらいました!」

…これだと、面接官に「自分には自主性がある(貴校に相応しい人間ですよ)」と伝えることができません。エピソードのどの部分にフォーカスするかが問われるのです(嘘をついてはいけません)。

例えば、以下のように回答を変えてみるとどうでしょうか。

良い例

面接官「部長を務める上で大変だったことは何ですか?」
受験生「部員がなかなか言うことを聞かず、方針を統一することに苦労しました」
面接官「どのような工夫をして解決しましたか?」
受験生「こうした困難は自分たちで解決すべきと思ったので、副部長に自分の考えを伝えて共感してもらい、自分と副部長で部員全員から賛否を聞き、対話を重ねました。もちろん先生に頼ることもありましたが、自分たちがどうあるべきかを積極的に考えることができたと思います。」

このようにすると、自分が自主的にどのような行動をとったか・どう解決しようとしたかを伝えることができます。どうしても言えないのであれば、そのエピソードを話してはいけないのです。

ともすると、中学生は話そのものに合わせて答えを作ってきてしまいがちです。頑張ったことや思い入れをベースにするのではなく、必要なエピソードをどう抜き出すかが重要なのです。

長所と短所

自分自身のことをどれくらい自己分析ができているのか、長所をどのように生かし、短所をどのように克服しようとしているのか、などを見る質問です。
長所は具体的なエピソードを付け加えながら謙虚に、短所はそれを補うために何をしているのかを一緒に話すようにしましょう。

悪い回答例
「私の短所は集中力が続かないことです。」

これだけを言ってしまうと、悪いイメージで会話が終わってしまいます。

短所に関する悪い回答例イラスト(1/4)
短所に関する悪い回答例イラスト(2/4)
短所に関する悪い回答例イラスト(3/4)
短所に関する悪い回答例イラスト(4/4)

良い回答例
「集中力が続かないところが短所なのですが、3年生になって部屋の整理整頓に気を配るようにしたところ、マンガやゲームが目に入らないと集中力が続くようになりました。また、勉強時間を測ることで、「1時間は集中して勉強して、休憩時間もきちんととる」というように、メリハリをつけられるようになってきました。」

短所を理解しながら、どのように工夫しているのかをアピールすることが大切です。

中学校で頑張ったこと

中学校で頑張ったことは部活だけでなく、勉強、委員会、課題活動などももちろん含まれます。
頑張った内容や、それによってどのように成長したかを見るための質問ですので、具体的なエピソードや、どのように頑張ってどんな結果になったのかがわかる回答にしましょう。

悪い回答例
「バレーボール部で3年間部活動(クラブ活動)に取り組みました。」

これだと面接官に「どんな事を頑張ってどんな結果になったか」が具体的に伝わらなくなってしまいます。

良い回答例
「バレーボール部で3年間部活動(クラブ活動)に取り組み、3年生の時には副部長として部内ミーティングの進行管理を担当、部が団結できるように努力しました。大会ではよい結果を残せませんでしたが、同期も後輩も仲良く、顧問には良いチームだったと言っていただきました。」

このように、どのようなことに挑戦して、どのような結果になったかを伝えられるエピソードがあるとよいでしょう。
自分の中の大切な思い出を語るのではなく、自分がどのような人間かを伝えられるエピソードかどうか、という視点で考えることが大事です。

高校に入ってやりたいこと

入学してからの意欲を見る質問です。高校入学後、自分はどう成長していきたいのか、熱意をもって話せるように準備しましょう。

悪い回答例
「ボランティア活動に取り組みたいです。」

これではどうしてボランティア活動をしたいのか、が分かりません。

良い回答例
「ボランティア活動に取り組み、人との接し方・コミュニケーションを学びたいと思います。なぜなら、私は大学に入ってからイギリスに留学して英語を学びたいと思っているため、高校では基本となるコミュニケーション力を身につけたいと考えています。それが将来の夢である通訳者を実現するにあたってとても重要なことだと思うからです。」

入学後に取り組もうと思っていることの先に何があるのか、を考えると話を組み立てやすいです。自分の目標や将来の夢に結び付けられるとより良いですね。

将来の夢/目標

面接官は、将来の夢そのものを評価するわけではありません。時系列に沿った過去・現在・未来の質問をすることで、その子がどのような価値観を持っているか、夢を実現するための姿勢や意思の強さを評価します。全ての質問の答えに「筋が通っていること」が大切なのです

悪い回答例

将来の夢に関する悪い回答例イラスト(1/4)
将来の夢に関する悪い回答例イラスト(2/4)
将来の夢に関する悪い回答例イラスト(3/4)
将来の夢に関する悪い回答例イラスト(4/4)

これだと回答に一貫性があるとは言えません。嘘をつく必要はありませんが、よくある質問の回答はよく考え、筋が通るかどうかを見直しておきましょう。

良い回答例
「私の将来の夢は、商社の海外営業担当として、現地で商談や交渉をすることです。中学では主にリーディングとリスニングに力を入れて勉強をしてきました。しかし、夢のためには話す力もとても大切だと考えており、高校入学後はスピーキングについても積極的に学んでいきたいと思っています。」

将来の夢のためにどのように頑張っていきたいのか、を具体的に話せるとよいでしょう。夢を持つきっかけになった出来事がある場合は、それを加えてもOKです。

回答を作成し、第三者にチェックしてもらう

ここまでいくつかの質問について、面接での回答例を見てきました。自分の今までを振り返って、質問に対する回答例を作っていきましょう。志望する高校が決まっている人は、その高校の面接試験をよく知っている人にどんな質問が多いのかを聞いてみると参考になりますよ。

また、作った回答は第三者(学校の先生や塾の先生がおすすめ)に確認してもらうと、自分では気が付かなかった矛盾や、より良い回答の仕方を教えてくれます。回答例を作成したら、必ず誰かに見てもらうようにしてください。

回答時間について

緊張すると頭が真っ白になり、同じことを何度もくり返し、だらだらと話してしまった!という経験はありませんか?本番当日にこういうことが起きないように、練習をして慣れておく方が良いのです。一人10分間の面接試験で5問質問されるとしましょう。最初の質問に5分もかけてしまったら、あとの4問は残りの5分間で全て回答せねばなりません。 せっかく用意してきた自己PRや志望動機が満足に話せなくなる可能性もあるのです。面接官に自分の主張を全て届けるためにも、回答時間には要注意です!

なお、「3分以内でお答えください」など回答時間が決められている場合には、短すぎても長すぎてもいけません。作文は指定文字数の8割~9割程度という目安がありますが、面接の回答時間も同じです。3分と指定されたら2分半以上は話すように心がけましょう。

面接で起きうる「予想外」を想定しておく

受験にはトラブルや予想外がつきものです。何かあったときにも慌てないためにも、「“予想外”を想定しておく」ことが大切です。

準備していない質問をされた

よくある質問以外の質問をされると、焦ってパニックになってしまう、という人もいるかもしれませんが、落ち着いて自分の考えを述べれば大丈夫です。
面接対策をしていれば、自分の考えや意見はすでにまとまっているはずです。普段先生や保護者の方と話しているときを思い出してください。自分の意見を正しい敬語で伝えられれば問題ありません。
少し時間が欲しい場合は素直に「少し時間をいただけますか。」と伝えてもよいですが、そこまで長時間は待ってもらえません。面接は「質問と回答だ」と考えがちですが、「自分を知ってもらうための会話」だと考え、自信をもって答えましょう。

集団面接で回答が被ってしまった

集団面接で数人で同じ質問に回答するときは、内容が被ってしまうこともありえます。自分をアピールするためには違う回答をしなければ、と思うかもしれませんが、そこは焦らず自分が準備をしておいた内容を答えましょう
準備をしておいた内容であれば、その回答に関係する周辺のエピソードも一緒に話せるはずです。そして、エピソードまで完全に同じであることはないでしょう。
一方で、焦ってその場で回答を準備することになれば、エピソードも薄くなり、回答全体の一貫性が失われてしまう可能性もあります。
「回答が被ることもある」と念頭に置いたうえで、被ったとしても「前の方と似た内容になりますが」と前置きをしつつ、自信をもって話しましょう。

面接でのマナー

面接では、回答内容はもちろん、マナーや身だしなみについてもチェックされています。どんなことに気をつければよいか、確認していきましょう。

1. 身だしなみ

制服は着崩したりせず、正しく着用しましょう。シワや汚れがないよう、洗濯やアイロンできれいに整えておいてください。
髪型も清潔感を意識したものにしましょう。顔が隠れないように短髪にするか、髪を結びます。
面接では「その高校にふさわしい生徒であるかどうか」が重要です。マナーを守り、入学してほしい、と思われるような身だしなみで参加しましょう。

2. 姿勢

基本姿勢は、背筋をまっすぐに正し、椅子に浅めに腰かけることです。背もたれには寄りかからず、かと言って前かがみにもならず、頭・首・腰に1本の線が通っているように意識すると美しく見えるのでおすすめです。

なお、所作や礼式に厳しい剣道部・空手部などに所属している生徒は、素地が出来上がっているため、この「マナーや態度」というポイントをすぐにクリアする子が多いようです。姿勢や所作だけで合格することはありませんが、ぱっと見て美しい姿勢だと面接官の目を引きますし、第一印象は非常に良くなります。

3. 目線 / 視線

面接試験において目線は超重要ポイントです。面接官から目をそらさないようにするべきですが、相手の目をずっと見続けているとお互い疲れてしまいますので、眉間から喉仏あたりまでの広めの範囲で視線を定めておくと良いですね。なお、「答え(セリフ)を思い出そう」とすると、どうしても斜め上に目線が行ってしまいます。思い出さなくても自分の言葉で話せるように練習しましょう。また、面接官が2人以上いた場合、どうしても「質問をしない方の面接官」をちらちらと見てしまいがちですが、それはやめましょう。

4. 声のトーン・大きさ

生理的に、緊張するとどうしても早口かつ声のトーンが高くなってしまいますので、「ゆっくり」「低めの声で」話すことを心がけましょう。

5. 話し方

あまり固くなりすぎないように。本番当日にリラックスして臨めるよう、何度も練習しましょう。緊張している中で「正しい日本語(尊敬語・謙譲語・丁寧語)を使わないといけない!」となるとさらに焦って失敗してしまいがちです。敬語(特に謙譲語)と自分の両親の呼称(×うちの親 ○私の両親)を間違えずに使えるようにしましょう。

話し方は、「普段のくせや言葉遣い」がどうしても出てしまいます。「えっとぉ~」「なんかぁ~」と語尾を伸ばしたり、「まじ」「やばい」など友達と話すような言葉遣いでは、あまりよい印象は与えませんよね。日ごろから敬語を使うように意識しておきましょう。

このような言葉遣いには要注意

ら抜き言葉い抜き言葉さ入れ言葉
×食べれます
○食べられます
×知ってます
○知っています
×言わさせていただきます
○言わせていただきます
×出れます
○出られます
×見てます
○見ています
×読まさせていただきます
○読ませていただきます

6. 返事の仕方

はきはきとした返事は印象が良く、とても大切です。ただし、必ずしも全ての質問に「はい!」から始める必要はありません。もちろん「はい」という返事は気持ちが良く、元気の良さを示すためにはする方が良いでしょうが、それは肯定する場合であり、否定する場合には「いいえ」と返事をする方が良いでしょう。状況を的確に判断しましょう。

7. 所作

だらだら/のそのそした動きをせず、テキパキと動きましょう。また、話しているときや面接官の話を聞くときに手遊び(指を揉んだり、手を握ったり開いたり、そわそわとした動作)をしたり、足をぶらぶらさせたり、貧乏ゆすりをしたりしないように気をつけましょう。

8. ドアノックの仕方

受験生は、「ノックは2回が正解ですか?それとも3回?」と気にすることが多いのですが、多くの面接官はあまり気にしていません。同様に、「失礼します」を言うタイミングも「敷居をまたぐ前か、またいだ後か、ドアを閉めた後か」どれが正解かを気にしますが、これも明確な答えは無く、その場に応じて行えば問題ありません。ノックや「失礼します」の挨拶が無いことは問題ですが、回数や言うタイミングはそこまで重視されていませんので、安心してください。

なお、ノックをする際は決して乱暴にしないこと。勢いをつけると乱暴な印象になってしまうので、ゆっくり丁寧に。部屋の中から「どうぞ」と言われてから入室するようにしましょう。

9. その他

「失礼します」と言うのを忘れてしまった!

大丈夫。「やばい!どうしよう!」という顔をせず、気づいたとき(着席するときなど)に堂々と「失礼します」と言うようにしましょう。おどおどとした態度は自信のない証拠なので評価されません。不安でしょうが、「自分はこの学校に相応しい人物です!」と堂々とした態度で臨むようにしましょう。

同時に二つの動作はしないように!

×扉を開けながら「お願いしまーす」と挨拶をする
×挨拶とお辞儀を同時にする

ついやってしまいがちですが、NGです。①扉を開ける ②挨拶をする ③一礼するというように、動作は1つずつが鉄則です。機会があれば、ほかの子がやっている様子を見てみると良いでしょう。きっと「あっ、この動作は良くないな」と思うはずです。

面接対策を始めよう

面接練習は、現実的には本番直前の1ヶ月~2週間前から(冬期講習明け/年明けすぐから)始めると良いでしょう。頻度は「できるまで何度も」が鉄則です。1週間に2~3回ずつ、直前は毎日練習するのがおすすめです。

1人でもできる面接対策

鏡を見よう!

鏡の前で、話しているときの自分の表情(笑顔)や姿勢を確認しましょう。これなら自宅でも気軽に練習できますね。

タイマーを使おう!

今はスマホにストップウォッチ機能がついていることが多いので、気軽に時間が測れます。自問自答してみて、「何分くらいでこのエピソードが話せるだろうか?」という練習は一人でも十分可能です。また、同じエピソードを1分・2分・3分それぞれの制限時間内で最適な長さで話す練習も大切です。 普段、自分から発表することに慣れていない中学生は、気づけば5分くらい話してしまいます。1つのエピソードを長く話す受験生ほど、「同じことを何度もくり返す」傾向にあります。また、弁の立つ受験生の場合は、聞かれてもいないことを自分の好きなように話してしまいがちです。

そこで、ストップウォッチを用意して時間を測り、「これだけ話したら3分」などおおよその時間感覚を身につけるようにしましょう。タイムマネジメントができるようになると「長く話しすぎているな」と途中で気づくことができ、「ちょっと話しすぎましたね。一言でいうと○○です」というような「減点を回避する対応」もできるようになります。

2人以上でできる面接対策

動画撮影してみよう!

相手(友達)が話す様子をスマホでお互いに動画撮影して見てみましょう。思春期の中学生にとって自分の姿を撮影されることはとても恥ずかしく、抵抗のある手法ですが、自分の姿を客観的に見ることができるため効果絶大、かなりおすすめの方法です。勇気を持ってチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

家族や友達に見てもらおう!

ご家族や友達に話す姿を見てもらうことも効果的。例えば会社勤めのお父さんやお母さんであれば、採用面接のときに自分のような人間が来たら一緒に働きたいと思うか?印象はどうか?そういった視点で見てもらうこともできます。友だちであれば、正しい所作ができているか、姿勢や笑顔は?など「日ごろ楽しく話しているときの自分と比べてどうか?」という視点で見てもらえることでしょう。

面接のコツ

面接は練習の回数を重ねると必ず上達します。最初は「えっと、あの、その~」としどろもどろだった生徒でも、自信がつくとどの質問にも「その質問、待ってました!」と答えることができるようになります。
全員が必ず元気一杯に「はいっ!私は!」と答える必要はありません。普段静かな生徒であっても、場数を踏むことで「静かな自信」に満ちてきます。一人ひとりに合った「面接への臨み方」を探しましょう。

試験直前期には面接では避けたほうがいい行動についても見直しておけるといいですね。下の記事から確認してみましょう。

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