東京都の私立高校が実施する併願優遇とは?

 
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冬期講習
女子学生

第一志望は都立だよね?私立の併願って決めた?

都立しか考えてないから、すべり止め私立は偏差値で決めたよ。

男子
女子学生

併願優遇を使うんだよね?そんな決め方で大丈夫!?

でも、第一志望じゃないから適当でもいいかなって...。

男子
先生

適当は絶対ダメ!併願優遇は、第一志望の都立の結果が良くなかったときに必ず入学すると約束をする入試制度。第一志望と同じくらい真剣に選びましょう。

東京都の私立高校が実施する併願優遇ってどんな制度なの?

東京都内の私立高校が実施している入試の1つに「併願優遇」という制度があります。今回は併願優遇について解説します。

併願優遇ってどんな入試なの?

実際の入試より前に、内申点でほぼ合格が決まる

併願優遇を利用するには大きく3つの条件があるよ。

志望する私立高校が設定している内申点の基準をクリアする。

中学の先生と私立高校の間で、併願優遇を利用することを事前に確認する。

一般入試を受験する。

つまり、あなたの内申点がその私立高校の基準に達していれば、それだけでほぼ合格が保証されるということだ。一般入試は受けなくてはいけないけれど、点数はほぼ関係ないといっていい。

※ただし、高校によっては一般入試の点数に加点するところも。事前に制度を確認しておこう。

都立高校を併願できる

併願優遇の「併願」とは、都立高校も受けてよいという意味だよ。都立高校に合格すれば、併願優遇の私立高校を辞退して都立高校に入学することができるんだ。しかし落ちた場合は併願優遇を利用した私立高校に進学することになる。

併願優遇とは、私立高校が内申によって合格の確約をする代わりに、都立高校を落ちた場合はその私立高校に入学すると約束するという受験制度なんだ。

併願優遇の内申点の基準ってどんな感じなの?

9教科、5教科、3教科の評定を足した数字が基準になるよ。

例) 帝京高校(2018年)

5科19以上/9科34以上

基準値は学校によってちがい、この例より高いところも低いところもある。ホームページなどには掲載していない学校が多いので、塾の先生や中学の先生に聞くか、その私立高校の説明会などに参加して確認しよう。

併願優遇なら100%合格?落ちることはないの?

合格100%なのか?と問われれば、答えはノーだ。
当日の試験会場や面接であまりにひどい態度をとったり、白紙で答案を出したりすれば、落ちることもありえる。でも、実際にそんなことをする受験生はいないから、ほぼ合格すると考えていい。

併願優遇制度の意味

ここまでの話しで併願優遇という制度は、都立高校が第一志望で、併願優遇を利用する私立高校が第二志望という受験生のためのものだということはわかったと思う。
この制度を利用することによって、進学先は都立高校かその私立高校のどちらかに決まる。
都立高校を不合格になってしまったときにはその私立高校に行くことになるから、併願優遇で受ける私立高校は慎重に選ぶ必要があるよ。

※近年、私立を第一志望にできる併願優遇制度もある。

あわせて読みたい

東京都の私立高校の併願優遇を利用するには?

併願優遇利用の意思を中学の先生に伝える

受験生と私立高校の間を中学の先生がつなぐ入試制度なので、担任の先生に「この私立高校を併願優遇で受けたい」と伝えなくてはならない。11月中には意思を固めて、そのことを先生に話そう。出願の条件を満たしていることが確認できれば、あとは担任の先生が動いてくれるよ。

受けたい私立高校の学校説明会や個別相談に参加

志望する私立高校が開催する学校説明会や個別相談会には必ず参加しよう。
参加を出願の必須条件にしている私立高校もあるので、入試要項の確認は必須。学校によっては、内申点が基準に足りない場合でも、私立高校の先生と直接話をすると、出願が認められるケースもあるので、気になることは直接聞いておくといいね。

願書提出から合格発表までの流れ

では、併願優遇を利用する場合、いつ何をするのか、大きな流れを確認しておこう。

夏休み~10月
受験候補に考えている私立高校の学校説明会や個別相談に行く
併願優遇の内申の基準やその他の条件を確認するために、これは必須だよ。
11月
内申点が決まる
2学期の期末テストまたは後期の中間テストが終わると、仮の内申点が決まる。
11月
三者面談で担任の先生に併願優遇利用の意思を伝える
内申点が出るとすぐに三者面談が行われるから、そのときに併願優遇の利用について話し合う。この時点で、どの私立高校の併願優遇を受けられるか、だいたいの様子がわかるよ。
12月
中学の先生が私立高校の入試相談に行く
ここで生徒1人ひとりの併願優遇利用が確定する。
2月10日~2月12日
一般入試を受験する
欠席すると落ちるので、必ず受験すること。ほぼ合格は決まっているといってもいいけれど、きちんとした態度で受験に臨み、実力を出し切ろう。
なお、入試の当日は一般入試の受験生と一緒に試験を受けるよ。
受験教科は英数国の3教科が一般的。あとは面接があるかどうかのちがいぐらいだ。

東京都の私立高校の併願優遇のメリット

第一志望の都立高校の受験勉強に専念できる!

これがいちばん大切なことだね。第二志望の合格が確約されているので、第一志望の都立高校の対策に集中でき、合格の可能性を上げることができるんだ。

入学金納入を待ってくれる

都立高校の合否が出るまで手続きを待ってくれるので、都立高校に合格、進学する場合は、入学金などを納入しなくてもいいんだ。延納手続きが必要な場合は必ずやっておくように!

併願優遇を利用するなら、高校選びは慎重に!

何度も書いているけれど併願優遇を利用すると、都立高校が不合格になった場合は、その私立高校に行くことになる。
だから、併願優遇の学校選びは通学することを考えて真剣にやらなければいけない。
そして、併願校選びは慎重に...と何度も言うには理由がある。都立高校の入試は厳しいからなんだ。

都立高校入試の入試状況について

都立高校が第一志望の人は、都立高校がどの程度厳しいのか知っているだろうか?
近年、「前よりも都立高校は入り易くなった」とか「普通科で3次募集まで行った学校があったらしい」など、耳にした人もいると思う。
それは事実だ。
でも、入りやすいというのは最も厳しかった時期と比べての話で、受験生が全員志望校に合格できるわけではない。以下の表は2019年の都立高校の入試結果の表だ。

都立高校入試結果2019

都立高校入試結果2019 女子都立高校入試結果2019 女子
都立高校入試結果2019 男子都立高校入試結果2019 男子

都立高校は、推薦と学力選抜の2度のチャンスがあるけれど、推薦はとても狭き門なので、女子の合格者は3人に1人以下、男子は5人に2人以下となる。
多くの人が受験する学力選抜の倍率は推薦より低いものの、それでも男女とも1.41倍なので残念ながら落ちる生徒もいる。決して油断はできないんだ。

ちなみに、都立第一志望の生徒が推薦と学力選抜のどちらかで合格できる倍率を推計すると、普通科の男女とも1.33倍。4人のうち1人は都立高校に合格できず、私立高校に進学している。
3年間を通う高校になるかもしれないのだから、併願校選びがとても重要なことがわかってくれたかな。
第一志望校と同じぐらいの気持ちで、通学時間、大学進学率、校風などをしっかりチェックしよう。
実は、併願優遇制度を用意しているのは、中堅までの私立高校が中心で、上位校は制度があっても基準が高くて利用できる受験生が限られる場合が多い。受験校の選定で迷ったら、学校や塾の先生に相談してみよう。

栄光ゼミナールの都立高校受験対策について

栄光ゼミナールの高校入試対策コースでは都立高校受験に対応できる学力の養成と調査書点(内申点)のための定期テスト対策など、志望校合格のためのサポートを行っています。
定期的な面談で、進路相談も充実。豊富な情報量により、1人ひとりの希望にあった学校の紹介や併願優遇制度の解説もいたします。

豊富な指導実績に基づく進路指導

栄光ゼミナールは毎年数多くの中学3年生を志望校へ導いています。
そのため、近隣高校の情報はもちろん併願優遇制度の情報も豊富です。併願校選びなどのお悩みがでてきましたら、ご相談ください。
どんな高校に通いたいか。どのような高校生活を送りたいかなどの要望を伺い、希望にそった高校をご紹介いたします。
栄光ゼミナールは偏差値の高い高校を目指すのではなく、生徒1人ひとりの夢がかなえられる高校に進学し、充実した高校生活を送れるようにサポートしています。

定期テスト対策も充実

都立高校の入試は中3の内申点が重要です。
しかし、中3だけ頑張っても上がるものではありません。中学1・2年生から定期テスト対策をきちんと行うことが3年生の成績を作っていくのです。
栄光ゼミナールでは、「定期テスト対策」や学習サポートシステム「CATS@Home」を利用し、定期テストで高得点をとれるよう学習を行ってます。

わからない問題を放っておかない
「定期テスト対策会」

栄光ゼミナールでは各中学校の定期テスト前の日曜日などを利用し、定期テスト対策を行うイベントを開催しています。「定期テスト対策会」では、学校の課題や使用している教科書に対応したワーク(教科書ワーク)を利用して問題演習に取り組みます。教室には先生が常駐しているのでわからない問題をすぐに質問することができます。また、調査書点(内申点)で加点対象になる提出物のチェックも行います。

わからない問「定期テストで困った」はもう卒業!学習サポートシステム「CATS@Home」

栄光ゼミナールの学習サポートシステム「CATS@Home」を使えば定期テスト対策に必要なスケジュール管理、問題演習、復習のすべてを行うことができます。部活動や委員会など、忙しい中学生活の中で、「CATS@Home」を利用することで効率よく勉強できます。いつから勉強すればいいのかわからない。テスト範囲が広すぎる。何を勉強したらいいのかわからない。などの定期テストでの困りごとは全て「CATS@Home」で解決しましょう。




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