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5人の賢者とつくる自由研究のアイデア むげんだい

研究サンプル

電車×算数

電車の働き方を調べる(ハコダイヤ)研究

電車の働き方を調べる(ハコダイヤ)研究イメージ写真

説明

電車の線路が1本のものがあります。
でも、1日に見る電車は1種類ではありません。
おそらく1本がただ往復しているだけでは
なさそうです。
そこで線路の上をどんな風に電車が
動いているか、始発の駅から終点の駅まで
乗って確認します。

道具を用意しよう
  • ・時計
  •  
  • ・ノート
  •  
  • ・えんぴつ
  •  
  • ・カメラ
  •  
  • ・電車代
  •  

ここがポイント

ポイント1

【調べる】
始発の馬橋を10時38分に出発する電車にのって、駅についたときの時刻を記録していく。
線路や駅のようすについても観察しながら、
気がついたことをメモしておきます。

今回の研究では、
・小金城趾駅で、下りの電車の待ち合わせをした。この駅だけ両側に線路がある。

ポイント2

【自分で考えたり、他人に聞く】
駅で、質問できそうな駅員さんを探して、質問。
駅員さんもお仕事中なので、あらかじめ、何を聞くか決めておきましょう。

今回の研究の質問(あらかじめ準備したこと)
・流鉄線は、1本の電車が往復しているのですか?
(電車に乗ってみて聞きたくなったこと)
・途中の小金城址駅ですれ違いましたが、いつもすれちがうのですか?

駅員さんに聞いたこと。

・1本の電車が往復しているのですか?
―流鉄線は、常に2両の電車が走っています。ケーブルカーに似ています。

・では、いつもすれ違うのですね?
―そうです。時刻表をみてもらうとわかるのですが、両端の馬橋と流山のものを比べるとほとんど同じ時刻に出発しています。
だから、真ん中ですれ違うしくみになっています。

・1日中、2本なのですか?
―朝のラッシュの時間(6:30~9:00)は、お客さんがたくさんいるので、あらかじめ電車に乗っていてもらうために、もう1両追加して3両編成のときもあります。

・あの奥の倉庫に他に2両ありますが、全く働いていませんか?
―流鉄は、全部で5両編成です。1両定期点検に出してしまうと長いことかえってこなかったりします。そのとき、別の車両で故障が起きたときに困ってしまわないようにもう1両予備で持っておくと、全部で5両編成である必要があります。

ポイント4

【まとめ】
駅での時刻を書き込みながら、電車の動きを
図で表した。駅と駅の間が長いところはその分はなしてかいた。今、ここでは、1分を1cmとしてかいた。

【発見できたこと】
・線路が1本だと思っていたら、
途中の駅ですれ違うために2本になっていることを初めて知った。
・流鉄線は、全部で5編成で、ラッシュのときに3編成。(電車のまとまりのことを「編成」って数えることも初めて知った)
・電車の運転士さんは、これとそっくりな“ハコダイヤ”というものを使っていることを知った。
・このまま1日分書いたら、何時にどこを走っているかすぐにわかるようになる。

レベルアップに挑戦

1本の電車の動く様子を図に表すことができたみんなは、
2本の電車がすれ違う様子を図に表すことにもチャレンジしてみよう。
“ダイヤグラム”というもので表すことができます。
(左)のように、たてに駅名、横に時刻を記入して書くと、2本の線が交わるところが
すれ違うところ。

(図1)
図1
こうして車両の動きが“見える”ようになります。電車の写真を撮るのが好きな人は、こうしたものをフル活用しているのですよ。
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