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開成中の理科の入試問題より

2018.12.27(Thu)

●吉祥寺校:久道    ●カテゴリー:

寒い日が続いていますね。

受験生のみなさんは冬休みの学習に励んでいることでしょう。

もう本年度の入試がスタートした受験生もいることと思います。

 

さて、2018年の開成中の理科では、暦に関する問題が出題されました。

暦と言えばみなさんは中学受験の理科で、春分、夏至、秋分、冬至を学習していると思います。これは、一年の中で重要な気分であるこの4つの日を表す二至二分と呼ばれるものです。みなさんの中には国語の文章や理科の問題で他にも同じような暦に関する言葉を見た、聞いたことがある人がいるのではないでしょうか。これを二十四節気と言います。

 二十四節気は太陰暦を利用していた時代に季節を表すための工夫として考え出されたもので、太陽の公道上の動きを24等分し、それぞれの区切れ、節目につけられた名前です。受験生のみなさんは例えば「春分の日は321日【頃】」という表現を見たことがあると思います。季節の一年は暦の上では365.2422日となりますので、365日からずれが生じます。このずれを解消させるために4年に一度「うるう年」を設けました。しかし、うるう年を設けると一年の長さの平均が365.2500日となり、一年で0.0078日ずつ実際とずれてしまいます。これが400年分たまるとおよそ3日分になるため、現在はうるう年の設け方を以下のようにしています。

 4の倍数の年はうるう年とする

 100の倍数の年は平年とする

 400の倍数の年はうるう年とする

すると、400年間でうるう年は1004197回となるため、前述の3日分のずれを解消することができます。この方法でうるう年を設けると、暦と季節のずれは3300年におよそ1日程度となります。

 さて、このずれを解消することも目的の一つとして二十四節気は用いられています。今回は全部ではありませんが紹介したいと思います。

 立春 24日頃 この日から春 九州などではウメが咲き始めますね

 雨水 219日頃

 啓蟄 36日頃

 春分 321日頃 この日は昼と夜の長さがほぼ同じになります

          (※ 実は昼の方が長くなるのです・・・→ 灘、聖光の入試問題)

 清明 45日頃

 穀雨 420日頃

 立夏 56日頃 この日から夏

 小満 521日頃

 芒種 66日頃

 夏至 621日頃 一年中で一番昼が長い日

 小暑 77日頃

 大暑 723日頃 この日のあたりから夏休みですね

 立秋 88日頃 この日からが秋

 処暑 823日頃 暑さが止むという意味ですがまだ暑い・・・

 白露 98日頃

 秋分 923日頃

 寒露 108日頃

 霜降 1023日頃

 立冬 117日頃 この日から冬

 小雪 1122日頃 北海道や東北の積雪はこの日の前後あたりからです

 大雪 127日頃

 冬至 1222日頃 一年で最も昼が短い日

 小寒 15日頃 

 大寒 120日頃 一年の中で一番寒さが厳しい時期

 

 みなさんが入試を受ける時期は、大寒と立春の間ですね。

 寒さが厳しい時期、受験勉強を乗り越え、受験をし、合格をつかみ、春を迎える。

 最後の追い上げをかける時期、暦もみなさんを応援しています。

 最高の結果が出せるよう、最後まで頑張り抜いてください。

 

 頑張れ!受験生!

社会科よもやま話 その18 御三家入試問題より

2018.12.13(Thu)

●自由が丘校:田島    ●カテゴリー:

今回は何をネタに寄り道しようかと迷っていましたが年末でもありますし,冬の味覚「かに」について書きます。2018年度桜蔭中学の社会入試問題にこんな説明文がありました。
『高い崖が続く絵画や美しいリアス海岸に恵まれ,越前ガニはこの地域の冬の代表的な味覚である。以下略 』

このブログはグルメネタを記していくものではないので,越前ガニの美味しさや食べ方などには触れません。
越前ガニについては9月にニュースなどで,『越前ガニが国のGIに登録された』と報道されました。近年はカタカナやアルファベットの言葉がやたら多く出てきますがこれは何なのでしょうか?
時期的には受験生にとって時事問題にも関係してきます。



今回はこのGI制度について寄り道してみます。ブランド力を高めるものだということは報道を見るとなんとなくわかります。ここは正確を期するために調べてみました。
webでは,農林水産省食料産業局がわかりやすい説明をしてくれています。
以下かいつまんで記します。


まず,何の略称なのかですが,GIとはGeographical Indicationの略です。日本語にすると「地理的表示」です。この定義は「地理的表示とは,農林水産物・食品等の名称で,その名称から当該産品の産地を特定でき,産品の品質等の確立した特性が当該産地と結び付いているということを特定できる名称の表示をいう。」とありました。お役所は間違いがあってはならないのでこのようにつけいる隙を与えない完璧な表現になっています。ここではもう少しほぐすと,「名産品がどこのものかをはっきりさせましょうね」ということだと認識出来ます。
ただこのGIは日本だけで通用するものではなく,WTO(世界貿易機関)での協定でも知的財産権の1つとして位置づけられている国際的な制度であることがわかります。
受験生向きに,越前ガニ以外にどんなものが登録されているのかを記します。
みなさんは授業で学習したであろう物を中心にいくつかあげていきます。
北海道...夕張メロン
東北...前沢牛・米沢牛・東根さくらんぼ
中部...八丁味噌・松阪牛
近畿...近江牛・神戸ビーフ・万願寺甘なっとう・三輪素麺
中国...鳥取砂丘らっきょう・下関ふく
九州...大分かぼす・くまもと県産い草
これ以外にもたくさんあります(平成27年までだと69品,平成30年時点で申請されている物が8種類)。
牛肉が多く登録されていますが,やはりブランド力を活かしやすいものなのかもしれません。

因みに,越前ガニは「ずわいガニ」のことですが,近県では以下のように表現されています。
石川県・富山県 ... 雄:ずわいガニ 雌:こうばこ
鳥取県・島根県 ... 雄:松葉ガニ  雌:おやガニ
福井県     ... 雄:越前ガニ  雌:せいこガニ

福井県の人たちは,雄は高価なので,ふだんは雌を食することが多いそうです。せいこガニも大変美味とのことです。


地球の姉妹星

2018.12.11(Tue)

●成城学園校:川島    ●カテゴリー:

 

「明けの明星」、「宵の明星」として知られている金星のことを皆さんはどれくらい知っていますか?小6の皆さんは、受験勉強を通してある程度の知識を持っていると思いますが、そうでない人たちは案外知らないことが多いかもしれませんね。そこで今回は金星とはどういう星なのか少し紹介をしたいと思います。

金星は、太陽系の惑星の中で一番地球に近い星です。そして地球の直径が12742㎞に対して、金星の直径は12104㎞でほぼ大きさが同じで、しかも星の密度もほぼ等しいことが分かっています。このように地球と似た惑星は他に発見されていないため、金星は「双子星」「姉妹星」などと呼ばれることがあります。

これだけを見るととても親近感がわきますね。しかし、ちょっと調べてみるとすぐに分かりますが、同じように地球の隣にある火星の地表の写真がたくさんあるのに比べて、金星の地表近くの写真がほとんど無いことに気づきます。実は金星の地表近くの様子は、火星に比べてあまりよく分かっていません。

金星の地表のことがよく分かっていない理由は、大気に硫酸の粒でできた厚い雲が広がっていて、地球から直接地表を観測できないからです。そしていろいろな国が探査機を地表へ送って観測することに挑戦をしてきましが、その環境は地球とはまったく別のもので地表に送った探査機は壊れてしまいました。金星の地表近くは、大気のほとんどが二酸化炭素のため、温室効果によって気温が450℃を超えていて、大気圧がとても高くちょっとした潜水艦では壊れてしまうくらいの圧力がかかっています。そのため、なかなか観測が成功しませんでした。そして1985年にロシアの探査機が金星の表面に着陸することに成功しましたが、1時間もしないで壊れてしまい、金星の地表近くの写真がほとんど無いのです。金星の地表は、人間はもちろんロボットにとっても非常に過酷な環境であることが分かりますね。

それでも人類は、金星の観測をあきらめてはいません。例えばNASAでは金星の地表に降りて探査する新しいローヴァ―を開発しているそうです。おもしろいことに最新のハイテク技術を使わないで、とても簡単な構造のものを開発しているそうです。科学者は「おおざっぱに言えば、ぜんまい仕掛けの玩具や時計のようなもの」と表現しています。ハイテク技術を詰め込んだ観測装置は簡単に壊れてしまうから、逆に古い技術で困難を克服しようと考えています。この発想の逆転は、もしかしたら皆さんの生活や勉強にも役立つかもしれませんね。

また、日本も金星の観測に挑戦しています。2010年に「あかつき」という探査機を送りました。残念ながらその時は金星の軌道にのせることに失敗しましたが、5年後の201512月にさまざまな困難を克服して再度挑戦し、金星の軌道に探査機をのせることにみごと成功しました。そして、今年の1127日に金星の周りを100周したそうです。あきらめずに努力することの意味を教えてくれる一例ですね。

このように金星のことは分からないことがたくさんあります。しかし、人々の知恵と努力、そしてあきらめない気持ちによって、これからもたくさんの発見がきっとあるでしょう。そして、知恵や努力、あきらめない心は科学者だけが必要とするものではありません。すべての人にとって大切なものだとは思いませんか?

 

冬のことば 

2018.12.10(Mon)

●大宮校:佐藤    ●カテゴリー:

 

12月に入り、しだいに寒くなってきました。

先日12月7日は二十四節気でいう「大雪」でした。

雪が激しく降り始めるころ。『暦便覧』では「雪いよいよ降り重ねる折からなれば也」と説明されています。

 

冬めいてきましたので、冬によく聞くことばを紹介していきます。

 

 

「冬めく(ふゆめく)」

どこか冬らしさを感知することで、秋のうちに感じる冬の予感と、冬になってから感じる、冬らしくなったと言う実感が冬めくの意に定着しています。

 

「木枯らし (こがらし)」

日本の太平洋側地域において晩秋から初冬の間に吹く風のことです。

この風が吹き出すと、冬の到来を実感します。

 

「冬枯れ (ふゆがれ)」

 初冬には緑や紅葉の色を残していました風景も、冬の深まりと共に、常緑の木々を除いて、森も林も遠山も、そして川辺の草草も、すべて枯れ色になります。

 

「冬はつとめて」

冬は1日の中で早朝がいちばん美しいという意味です。「つとめて」は早朝の意味です。

清少納言『枕草子』で有名ですね。

 

「風花 (かざばな) 」

 晴天なのに雪がちらつくことがありますが、これは山などで振っている雪が風で飛んできたものです。

 

「冬至冬中冬はじめ(とうじふゆなかふゆはじめ)」

冬至は暦のうえでは冬の中ほどだが、本当の寒さがやってくるのはこれから,という意味です。

二十四節気の冬至(12月22日ごろ)は1年で昼が最も短い日です。

またこの日カボチャやこんにゃくを食べ,ユズ湯に入れば病気にならないといわれています。

 

「大晦日(おおみそか)」

旧暦では毎月の最終日を晦日(みそか)といい、晦日のうち、年内で最後の晦日、つまり12月の晦日を大晦日といいます。

元々"みそ"は"三十"であり、"みそか"は30日の意味です。後の新暦の1231日を指すようになりました。

年越しそば」、「除夜の鐘」などの風習、テレビ番組では「紅白歌合戦」「ゆく年くる年」があります。

 

「初日 (はつひ)」

初日の出とは、11日(元日)の日の出のことです。

日本では一年に一度の最初の夜明けで『めでたい』とされ、初日の出参りを行う人は数多くいます。

 

「門松(かどまつ)」

門松(かどまつ)は、正月に家の門の前などに立てられる松や竹を用いた正月飾りです。松飾り、飾り松、立て松とも言います。

古くは、木のこずえに神が宿ると考えられていたことから、門松は年神を家に迎え入れるためのものという意味があります。

 

「松の内 (まつのうち) 」

元旦から七日までが松の内といいます。

 門松を取り払うのが松納めとか松送りと言い、外された門松や注連縄(しめなわ)は、一五日の"どんど"の火で焼きます。

 

「七草粥(ななくさがゆ)」

人日の節句(17日)の朝に食べられている日本の料理です。

セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ

の「七草」をおかゆに入れたらできあがりです。その年の無病息災を願います。

 

「節分(せつぶん)」

節分とは「季節を分ける」ことを意味し、立春の前日に悪いことを「おに」として豆をまいて追い払う行事があります。

その年の縁起のいい方角を向いて食べるお寿司「恵方(えほう)巻き」も節分に食べます。

 

 

さまざまな冬のことばがありましたね。

そして冬は入試の季節です。体調に気をつけて入試に挑みましょう!

『指さし確認』を国語でも

2018.12.06(Thu)

●渋谷校:蛯名    ●カテゴリー:

「出発進行!」

電車の運転手さんが出発の際に指をさして発声していますね。

あれは乗客がいなくても行っている動作で、鉄道の場合は「指差喚呼(しさかんこ)」というそうです。

日本の鉄道が発祥のようで、ミスが何と6分の1に。


国語の問題を解くときにもぜひこの指差喚呼、行ってほしいと思います。文字を読むだけでなく、他の感覚も使ってミスを減らす。



さすがにテスト中声は出せませんが、

たとえば設問の条件に線を引く。

選択肢の部分部分を本文と比べてあっているところ間違っているところに○×を付けていく。

つまり手を動かして目でも見るなどなど。

このくらいのことは行ってほしいですし、また実践している方も多いでしょう。

このほかに試してみてほしいのが頭の中で動画にすること。


これは主語述語を間違えるお子さんや助詞を間違えるお子さんには効果てきめんです。

本当は自分が役者になったつもりで実際に演技をするとさらにわかりやすいのですが、テスト中にはできないので、

頭の中で想像してみます。すると言葉だけで考えていた時に気づかなかったこと、とくにおかしなこと、矛盾することが

浮かび上がってきます。

誰が何を誰にどうするのか。それが絵になるとはっきり理解できます。


うっかり間違えることが多かったり、選択肢で最後に絞りきれなかったりする人は、ちょっとこの方法を試してみてはいかがでしょうか。

冬にしっかり郷土料理

2018.12.05(Wed)

●エクタス事務局    ●カテゴリー:

 

2018年も残りわずかとなりました。寒くなるこの時期に気をつけなくてはならないのが風邪やインフルエンザですが、皆さんはどのように予防をしていますか?手洗い、うがい、マスクをつける、予防接種を受けるなど様々な方法がありますが、しっかり栄養をとって病気に負けない体をつくることも大切ですよね。

 というわけで、今日は「冬至に食べると風邪をひかない」と言われるかぼちゃを使った、山梨県の郷土料理「ほうとう」をご紹介したいと思います。かぼちゃはビタミンやカロテンが豊富で、長期保存がきくことから、冬の貴重な栄養源として重宝されてきました。

 ほうとうは普通のうどんに比べて幅が広い麺ですが、最近ではスーパーなどでも手に入ります。具の種類やつゆの味付けは各家庭によって異なるようなので、自分の好きな味で作ってみて下さい。

 

【材料】

 ほうとう

 かぼちゃ

 野菜やきのこなど

 (にんじん、ごぼう、大根、ねぎ、しめじ、しいたけなど好きなもの)

 豚肉、油揚げなど

 だし、味噌、料理酒など

 

【作り方】

 ①鍋にだし汁・料理酒を沸かし、にんじん、ごぼうなど煮えるのに時間のかかる野菜から入れて煮る

 (かぼちゃをあまり早く入れると溶けてドロドロになるので注意)

 ②①の野菜がやわらかくなったら、他の野菜や豚肉、油揚げを入れ、アクをとりながら煮る

 ③味噌などで味つけをして、ほうとうを入れて表示通りに煮る

 

 かぼちゃとほうとうが入ることでつゆにとろみがつくため、冬の寒い時期でもさめにくく、最後まで温かいまま食べることができます。入試直前、もうひとがんばりしたいときの夜食や、風邪をひいてしまって早く治したいときの食事にいかがでしょうか?

 ちなみにもう一つ、冬至にすると良いとされるのが「ゆず湯に入る」です。こちらもゆずの香りが広がってとてもリラックスできますよ。心身ともに暖かく、冬を乗り切りましょう!

 

最後に、食べ物に関する入試問題を1つご紹介します。

 

「(前略)第二次世界大戦により食生活を含めた人々の生活は大きな影響を受けました。米が不足していたために代用食として戦争中に食べられていた料理を次のア~エから1つ選び、記号で答えなさい。」

 

 ア すいとん  イ きりたんぽ  ウ おはぎ  エ ずんだ餅

 

 平成26年開成中からの問題です。郷土料理に限らず、料理にはそれが生まれた地域・時代の生活の知恵がつまっています。昔の人の知恵に思いをはせながら、挑戦してみて下さいね。

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