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「いじめ防止について~筑駒に学ぶ~」

2017.10.30(Mon)

●たまプラーザ校:中村    ●カテゴリー:

いじめによる自殺という痛ましい事件があとを絶ちません。生徒によるいじめももちろん問題ですが、福井県では教師の行き過ぎた指導による生徒の自殺という、あってはならないことが起きてしまいました。新聞、テレビでは教師による「言葉の暴力」「言葉による体罰」「パワハラ」「いじめ」だと厳しく糾弾されていました。

私たち塾教師も、大切なお子さまをお預かりする立場として、改めて、広い意味での指導力が問われていると痛感しております。

 

「筑波大駒場中」の「学校いじめ防止基本方針」を参考にさせていただきます。

まず、筑駒のホームページを見ると、トップページの下の方に上記タイトルが出てきます。

「いじめ防止のための基本的な取組みとその措置」のところで

 (1)未然防止のための取組み

 (2)早期発見のための取組み

 (3)発見したいじめに対する措置

 (4)重大事態発生に対する措置

の4項目に分けて、具体的な対応策が書かれています。

 

このうち(1)「未然防止のための取組み」が大変参考になりますので、ご紹介させていただきます。

 ①魅力ある授業づくり

 ②学級活動・道徳(中学校)とHR活動(高等学校)の充実

 ③学校行事の充実

 ④部活動や委員会活動の充実

 ⑤悩みを一人で抱えない体制づくり

 

筑駒に通っている教え子に以前、「いじめはないの」と聞いたところ、「そんなくだらないことする奴はいませんよ」という答えが返ってきました。

 

塾に置き換えれば、まず「授業の充実」が大切だということになると思います。生徒に「あっという間に終わった」「もう終わり」と感じてもらえるような、充実した授業を提供出来れば、生徒同士の「いじめ」など生じにくい環境が整うのだと思います。

 

教師による言葉の選択にも、気をつけなければいけません。頑張らせるつもりでかけた言葉も、生徒の心を傷つけたり、やる気をなくさせる結果になったのでは、本末転倒です。

塾教師にも指導哲学が必要だと思っています。私は、以下のような思いを胸に授業を担当しております。

 ①塾に来てくれているだけで、みんなすごい。 

  4年生以上は、週に3日通塾で、サラリーマンが9時~5時に働いた後、週3日、専門学校や習い事に通っている、と想像すると、みんな大変なことをしているんだなと思えます。

 ②プラスの言葉を、なるべくかける。

  ここはなかなかパーフェクトとはいかず、反省点の多いところですが、大人でも、お世辞だと思っても、ほめられるとうれしいですよね。まして子どもにとって、先生にほめられたというのは、私たちが思っている以上にうれしいことのようです。

スピードに課題がある子に「おそい!」と言ってしまいがちですが、それで速くなるのでしょうか。「ていねいだね!」という声のかけ方もあるはずです。長期的にみて、どちらの声かけが、子どもの心に届き、結果的に「速さ」につながるのか、何を信じて指導するのか、常に振り返りが必要だと思っています。

 ③自分の授業を、受けてくれていれば、それだけで伸びる、出来るようになる。

  随分強気な発言に聞こえるかもしれませんが、逆に受けても伸びない、出来るようにならない授業があっても良いのでしょうか。そのような授業に価値があるのでしょうか。

ここのポイントは、まず、「受けてもらう」ということです。授業に参加してもらえなくては、伸ばしようがありません。生徒が授業に参加するのが待ち遠しくなるような、楽しみにしているような授業であれば、生徒たちの「伸びる芽」は確実に育っていくはずです。

とはいえ、まったく課題宿題をしない、というのではなかなか成績は上がらない、という厳しい現実があるのも事実です。実は授業のなかに、生徒たちが自主的に課題宿題をやってきたくなるしかけが、いろいろあるのです。これはまた、機会があればご紹介したいと思います。

 

大切なお子さまをお預かりしている、という自覚を常に忘れず、ご指導してまいります。

お気づきの点がありましたら、遠慮なくご指摘下さい。反省のないところに成長はない、と思います。教師の成長が、お子さまの成長、そして志望校合格にもつながるのだと信じています。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

常識について

2017.10.30(Mon)

●渋谷校:蛯名    ●カテゴリー:

 先日授業で山の様子をたとえる問題を扱いました。何にたとえていたかというと『ぞうげ』、象の牙にたとえていました。これがエクタスに通う優秀なお子さんでもわからない方が複数名いらっしゃいました。つまり大人(問題作成者)にとっての常識と、お子さんにとっての常識が違ってきているのですね。


 家族関係(叔父甥従妹など)を説明するとき、朝日新聞の4コマ漫画で、アニメにもなって今も続いている『サザエさん』を例に出すことが多かったのですが、サザエさんもよく知らないお子さんがいらっしゃいます。テレビ番組を見ないで勉強するのは偉いのですが、みんなが知っていることを知らないと話が伝わらないことがあります。ここでサザエさんの視聴を勧めているわけではありませんが、受験生はなるべく大人の人、つまり『問題を作る中学校の先生が考える子供の常識』と同じ常識を持っていることが望ましいといえます。


 では『大人が子供の常識だと思っている常識』というのはどのように身に付くものなのでしょうか。それは日々の生活の中で大人の人と会話をすること、大人のお話を聞かせてあげることを通じて養われていくものだと思います。お忙しい中とは思いますが、ご家族の会話と言うものを大事にしてください。その際に会話の題材として、社会の問題であるとか科学の話題であるとか、そういったものについてお話しすると、理科と社会の知識も増えますね。


  違う時代の常識についてはどうでしょうか。これは中学校の先生が少年少女時代に読んできたような文章に触れることが常識を身に着ける一助となります。 「名作」と言われている文章がいいですね。 そこでオススメなのが講談社の少年少女文学館シリーズ。大人だったら誰もが読んだことのあるものが選ばれ、文章の上の欄に説明が豊富にあるので途中で、 調べ物などで中断することなく読み進めることができますし、様々な時代・社会の様々な知識を得ることができます。図書館などにありますのでご一読をお勧めします。 時代が違うものについてはどうでしょうか。これも中学校の先生が少年少女時代に読んできたような文章に触れることが望ましいと思います。 「名作」と言われている文章がいいですね。 そこでオススメなのが講談社の少年少女文学館シリーズ。大人だったら誰もが読んだことのあるものが選ばれ、文章の上の欄に説明が豊富にあるので途中で、 調べ物などで中断することなく読み進めることができますし、様々な時代・社会の様々な知識を得ることができます。図書館などにありますのでご一読をお勧めします。

おっさんさむいしろにゴー!おっさんゴー!

2017.10.21(Sat)

●池袋校:滝澤    ●カテゴリー:

 

おっさんさむいしろにゴー!おっさんゴー!

 

これは何の呪文かというと,1年12か月の1日の曜日のずれを,語呂合わせしたものです。

 

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月

  0  3    3   6   1   4    6  

おっ さん  さ  む  い   し   ろ  


 8月 9月 10月 11月 12

     2  5    0     3    5

  に  ゴー おっ さん  ゴー

 

たとえば2018年の1月1日は月曜日ですから,月曜日を0とすると,火曜日は1,水曜日は2,木曜日は3,金曜日は4,土曜日は5,日曜日は6と考え,各月の1日の曜日が簡単にわかるというものです。

 

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 

 月  木  木  日  火  金  日  


8月 9月 10月 11月 12

 水  土   月   木   土

 

となります。これを使えば,

 

2018年の2月1日は木曜日ですが,5月の第2日曜日は何日ですか?」という問題も

5月1日が火曜だから,第1日曜は5月6日。よって,第2日曜は5月13日とすぐに答えられるというものです。

 

もちろん,うるう年の場合は,3月から12月が+1になりますから気をつけてくださいね。
社会科よもやま話 その14 御三家入試問題より

2017.10.12(Thu)

●自由が丘校:田島    ●カテゴリー:

今回は麻布中学校平成29年度入試問題を取り上げて,いろいろ寄り道をしてみたいと思います。

今年度の問題は「住宅」がテーマです。文章の冒頭は「僕の家は東京の田園調布という住宅地の一角にある」から始まっています。田園調布に住んでいる少年がいきなり出てくる話は麻布らしいかなとも思います。この田園調布という地域は都内に何カ所かある高級住宅地と言われている中のひとつです。この地域の素晴らしさをここに書くことが本意ではないので,この地名について少し考えてみます。


「田園調布」を調べてみると,明治時代には既にこのあたりは「調布村」とよばれていたようです。そして1923年(関東大震災が起きた年ですね),田園都市会社が「田園都市多摩川台」として分譲住宅を作り始めました。同じ年に東急電鉄が開通して「調布駅」ができます。1926年には駅名が「田園調布駅」に変えられました。
これより少し前から実業家として名高い渋沢栄一氏が田園都市構想というものを打ち出していました。これは元々イギリスで提唱された考え方で,住宅街の回りを田園や緑地帯で囲むことによって優れた環境都市を造成していくことを目的としています。この考え方を持ち込んだ地域として計画された場所が田園調布だったのです。このあたりは麻布中の文章の中にも軽く触れられています。


さて,この理想的な住宅地の状況ではなく,地名の「調布」にこだわってみたいと思います。調布という地名は,昔,律令体制の頃に税制の「調」として「布」が納められていた地域だからといわれています。でもよく考えてみれば,このあたりだけでなく,多くの地域で布を納めていたはずです。それに昔からこの地域は布の生産がさかんであったという記録も見当たりません。地名として調布がつけられたのも江戸時代より後になってからのようです。古代の律令体制に存在した「調」に関することが近代になってから地名になったというのは,意味として直接関係しているのかどうか微妙に感じますね。


中学受験をする皆さんは,歴史で「租・庸・調」という3つの税制を学習したと思います。その中で「調」というのは「地方の特産物を都へ納める」と覚えている人も多いでしょう。実際は調も布を納めることが中心でした。ただ,「庸」を「都で働く代わりに布を納める」と覚えている小学生が混乱しないように,まず地方の特産物ということを覚えてもらっています。
せっかくの機会なので「調」をきちんと説明すると,
基本はせんい製品を納めることになり,「正調」といいます。昔は布がお金と同じように扱われていましたので布で納めるというのはごく自然の流れでした。これも2種類に分けられます。すぐわかると思いますが,絹(調絹)とそれ以外の布(調布)です。絹は当時も貴重品でしたから,天皇などの高い身分の人々が用いるものでした。当然,絹とそれ以外の布とでは納める量は異なっています。
では,布以外の調,つまり調副物は,お金(調銭)で納める方法,紙や漆などを使った工芸品です。
また,調の代納として「調雑物」が指定されています。鉄や鍬,塩,海水産物などです。これらが地方の特産物という形で小学生に覚えてもらっているものになります。


税制がらみで国税庁のホームページに行ってみましたら,こんな問答がありました。興味深い内容なので最後に転載させてもらいます。(なお表現を多少変えさせてもらっています)

平城京には天皇をはじめ,貴族・役人・庶民など約10万人の人が生活していたといわれています。彼らのうち,皇親や八位以上の役人は無税,庶民は調・庸に免除がありました。平城京の庶民に免除があったのはなぜでしょうか?なお,京の周辺に住む庶民にも免除されていました。


平城京の庶民に調・庸の免除があった理由は,京と畿内に住む人びとには,他の地域と異なり,完成していない都の工事や寺院の建設などの雇役(給与が支払われる労役)に使われることが多かったためと考えられています。平城京には,諸説ありますが,約10万人が生活していました。そのうち,貴族や役人たちは約7,000人であり,平城京に居住する人のほとんどが庶民でした。彼らは戸籍に登録され,口分田が支給され,その分の租の納入義務を負いました。また,年間60日以下の労役である雑徭や1戸あたり1人が徴発される兵役や50戸あたり2人が徴発される仕丁などの労役がありました。しかし,本来,中央に納める税である調・庸については雇役を前提とした,一定の免除がありました。免除の詳細は,絹や糸などを納める調は通常の2分の1を納めればよく,調に付随して課された少量の調副物や庸はすべて免除とされました。
https://www.nta.go.jp/ntc/sozei/quiz/1005/index.htm#header


武蔵中の理科の入試問題より

2017.10.07(Sat)

●吉祥寺校:久道    ●カテゴリー:

秋も深まり肌寒くなってきましたね。
受験生のみなさん、秋は天気が変わりやすい季節です。気候の変化に気をつけて受験勉強に励んで下さい。

2016年の武蔵中の大問1では、クモがクモの巣をつくる様子を文章から読み取り、作図する問題が出題されました。

クモはみなさんの身近にいる動物であり、中学受験の理科でもよく出題されます。
みなさんはクモについてどれくらい知っていますか?

クモは無せきつい動物、節足動物、クモ類と学習していると思います。クモの仲間にはサソリやダニがいますね。

クモの体は頭胸部、腹部に分かれていて、頭胸部には8本の脚と2本の食肢、口があります。
2本の食肢は甲殻類から進化するときに第二触角が変化したものと考えられています。
口には鎌のようになった鋏角があります。このことからクモの仲間のほとんどが昆虫や小動物を捕らえ、噛みちぎって食べていることがわかります。

クモの巣のつくり方は・・・武蔵中の入試問題に出ていますので、興味がある人は過去の入試問題を見てみましょう。

ここではクモについての豆知識を紹介したいと思います。もちろん、過去に中学入試で出題された内容が盛りだくさんです。

クモの卵は母親がつくった卵嚢(カマキリの卵嚢は知っていますよね?クモの場合は糸を巻いてつくったものです)に産み付けられます。
ふ化したクモはそのまま卵嚢から出て行く・・・のではなく、1回の脱皮を終えるまで卵嚢の中で過ごします。そうして、活発に活動ができる状態で外へと出て行きます。
このとき、クモを驚かすとクモが四方八方に一斉に散らばっています。この様子を例えてできたことわざが「クモの子を散らす」です

その後、ほとんどのクモは糸を出してそれをパラシュートのようにして風に乗ります。この行動をバルーニングといいます。できるだけ遠くまで飛ぶことで生存競争を勝ち抜こうとしているのですね。

クモの仲間には糸で巣をつくらず、別の方法で虫や小動物をつかまえるものがいます。
いくつかを紹介します。
ジグモは地面に穴を掘り、その中で穴の付近に寄ってきた虫を捕らえます。ジグモは巣穴にふたをつくって被せるので、見た目ではほぼわからないトラップを仕掛けていることになります。
ハエトリグモはジャンプして覆い被さることで獲物を捕らえます。益虫として知られているハエトリグモですが、「ハエトリ」の名にふさわしくなく、実は草食(雑食だが草がメイン)のものが実は多いのです。
ナゲナワグモは・・・、名前の通りですね。糸を投げ縄にして獲物を捕らえます。
タカアシグモというクモは、ものすごい速さで動いて獲物を捕らえます。大好物はゴキブリのようで、タカアシグモがいる建物からはゴキブリがいなくなると言われています。
ゴキブリは苦手ですがクモなら大丈夫、そしてゴキブリの出現に悩まされている人は・・・、タカアシグモを捕まえて家に放つことが一つの手段かも知れません。

クモというと糸で網を張って、そこについた虫を食べるとしか知らない人もいたかと思います。
しかし、環境や食性に応じて、様々な生活様式へと進化したものが現在世界中に存在するクモたちなのです。

視野を狭めることなく、広く持っていろいろなことを観察してみて下さい。
そこにはあなたの知らない面白い世界が広がっているかもしれません。

受験生のみなさん、書いたとおり視野を広く持って下さい。
解き方は一つではありません。
違う角度で問題を見ることで、それまで解けなかった問題の糸口をきっとつかむことができますよ。

頑張れ!受験生!

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