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2012 今年の重大ニュースは...

2012.12.25(Tue)

●日暮里校:田島    ●カテゴリー:

 2012年もあと数日となりました。受験生にとっては追い込みの時期になっていると思います。今年の社会科「重大ニュース」についても学習を進めている時期ではないでしょうか。昨年もこの時期に書き込みをしました。出題が予想されるものはたくさんありますが、あえて候補を絞ってお伝えします。
☆ 今年の重大ニュースの中心は...
 1 国内政治(野田政権や新しい政党など)
 2 日中・日韓関連(領土問題など)
 3 1972年に関すること
 4 世界の首脳

 

 これ以外にも、オリンピックはどうなのか?スカイツリーは?金環日食は?いろいろ思いつくと思います。日食やシェールオイルなどは理科で学習しているでしょう。オリンピックやスカイツリーなどは皆さん注目していましたから記憶もしっかりしていると思います。アウトライン程度には知っておいてください。
 1の「国内政治」では、消費税増税に関する法律(社会保障・税一体改革関連法)が成立したことを詳しく学習してください。逆にいうとこれ以外に注目される法律が少ないということでもあります。これ以外ですと、TPP問題や原発問題(大飯原発再稼働など)も注目しておいてください。
 そして、12月に衆議院議員総選挙が行われ、与野党が逆転することになりました。時期が時期だけに入試には出ないのではないかという考えがふつうです。しかし、早い時期からこういった状態になることはある程度予想されていたので、その辺りを踏まえて問題の作成時期をずらしたり、差し替えやすいようにしている学校がないとも限りません。過去にはそういった例もあります。ですから、出ないとは思いますが油断せずに学習しておいたほうがいいと思います。特に、二大政党以外に新しい政党が躍進したりしています。得票数などは暗記する必要はありませんが、そういった政党名や人物名は知っておいても損はありません。
 2の「日中・日韓関連」ですが、特に中国との関連は国交正常化から40周年の節目ですので出やすい内容です。しかし、領土問題がそうとう緊迫しているので、北京での祝典は中止になっています。お祝いムードを学習するのではなく、日中両国の近代に入ってからの歴史という視点で学習しておいてください。韓国との関連も領土問題が中心になってくると思います。
 3の「1972年に関すること」は、2にも関係しますが、日中の国交正常化(日中共同声明調印)と、沖縄返還があります。これらに関することは出題されやすいでしょう。2であげた日中両国の歴史や、沖縄だと基地問題の可能性が高いです。騒動になっている基地名と場所ぐらいは知っておいてもいいでしょう。もちろんオスプレイのことも。
 これら以外だと冬季札幌オリンピックやミュンヘンオリンピックが開催されたり、高松塚古墳での壁画が発見されたりしましたが、きりがないのでその辺りは気にしなくてもいいと思います。因みに保護者の皆様には懐かしいかもしれないソックタッチもこの年に発売されました。
 1972年以外で入試に出やすい末尾が「2」で終わる年代の出来事は、2012.06.29のブログにまとめてありますのでご参照ください。
 4の「世界の首脳」については、各国で新しいリーダーを決める選挙などが多く行われましたので、首脳の名前と顔ぐらいは知っておいてください。

御三家の哲学⑨

2012.12.22(Sat)

●日暮里校:福井    ●カテゴリー:

今回は、趣向を変えて、近年の国語中学入試全般に共通してみられる出題テーマを考察してみたいと思います。以下、入試で多くみられた出典や出題校の検索は、「2013年度受験用・中学入学試験問題集・国語編(みくに出版)」によります。

【むすびつき】

(1)仲間・友人との"むすびつき"の大切さ

●入試出典

・椰月美智子「しずかな日々」(講談社文庫)

2012江戸川女子・富士見・聖園 出題/2011筑波大附属・獨協埼玉・暁星・早稲田 出題

45回野間児童文芸賞/23回坪田譲治文学賞

※小5「えだいち」、母仕事都合で祖父宅へ。素朴な少年との交友で寂しさは晴れ、心充実。

・重松清「小学五年生」(文藝春秋)

2012春日部共栄・佼成学園 出題 (いずれも「正」)

2011中央大学附属・相模女子大中学部 出題

5年生の少年、初めての学級委員当選。自負心で戸惑いつつ、周囲の期待を受け止める。

・森絵都「宇宙のみなしご」(角川文庫)

2012清泉女学院・東京純心女子 出題

33回野間児童文芸新人賞/42回産経児童出版文化賞ニッポン放送賞

※「一人の奮闘でも、時に支える仲間が必要」と通じ合う、14歳陽子、その弟・不登校児。

(2)家族との"むすびつき"の大切さ

●入試出典

・大塚篤子「おじいちゃんが、わすれても・・・」(ポプラ社)

2012実践女子・玉川聖学院 出題/35回日本児童文芸家協会賞 

※この犬のように、祖父も「認知症」を進行させたら、「大好き」でいられるか不安な杏。

・竹内真「自転車冒険記 12歳の助走」(河出書房新社)

2012筑波大附属・田園調布学園・横浜富士見丘中等教育(第1回A) 出題

※自転車長距離走に挑戦しようと意志を抱く小6「北斗」。自立を促しつつ温かく見守る父。

・瀬尾まい子「卵の緒」(新潮文庫)

2012東京都市大等々力(特選一貫)・横浜(1次A) 出題/7回坊っちゃん文学大賞

9歳育夫。息子に無関心な母に、「僕は捨て子?」。抱きしめられ、母の愛を深く感じる。

(3)自然・生態系との"むすびつき"の大切さ

●入試出典

・宇根豊「農は過去と未来をつなぐ 田んぼから考えたこと」(岩波ジュニア新書)

2012西武文理・田園調布学園 出題/2011関東学院(B日程)・女子学院 出題

※神託的「原生自然」モデルに拘らず、人が関わり共存できる自然の豊かさに目を開け。

・鷲谷いづみ「さとやま 生物多様性と生態系模様」(岩波ジュニア新書)

2012帝京大・品川女子 出題

※人と自然が共に育んだ「さとやま」生態系は、ストレスを緩和し、子供の成長を促す。

・岡本裕一朗「12歳からの現代思想」(ちくま新書)

2012東京農大一高(第3回)・本郷 出題

※本来、人間と一体である文化社会的"自然"は、人間が広い視野から「管理」しうる。

 

いかがでしょうか。

 

本年度入試では、テーマ"友情"が大幅に復権している感があります。

 

また、震災以降、社会的に強調されるようになった、家族とのいわゆる"絆"の価値も大きな位置を占めています。上記の作品群は、「少子高齢化社会」や、足下にあるのに気づかれぬこともある大切な親子愛への刮目を促すものであり、家族間の目をおおいたくなるような事件を見聞きする昨今の世相を反映した部分があるのかもしれません。

 

さらに、自然生態系との関わりを題材にした作品群には、人間と環境世界とが渾然一体化した生命有機的連関性を前提にした思想が色濃く反映されるようになりました。一昔前のこの種の説明文では、「神聖なる自然VS欲深く罪深き人間」という認識基軸があったものです。しかし、この枠組みも、依然、人間と自然を分断して捉える発想を脱していません。そこから導かれる行動は、極度に自然を神聖視して、腫れ物に触れるがごとくし、本来、身近な友達であるべき自然を、何か遠い世界のものに変えてしまうか、そうでなければ、従来のように人間が一方的に自然を支配し、搾取収奪する構図でしょう。そうではなく、もとより環境世界と人間は、相互に切っても切れない大きな生態連関の一部分を形成しており、このダイナミックな全体観に立脚して、それぞれがそれぞれにしかできない役割を果たして共存共栄を目指そう、というテーマが、近年、大きく扱われるようになりました。

 

以上3点をふまえ、「友人」「家族」「自然生態系」との"むすびつき"こそが、最新の入試出題潮流だと言えるのではないかと思います。私たちにとって、とても大事な価値観であることは間違いありません。

 

次回は、このテーマと、年間を通して述べてきた、最難関校の出題内容との対比や、そこから見えてくるものを扱います。シリーズを通してお読みいただいている方は、次月まで、しばらくお考えいただけますと幸いです。

 

宇宙飛行士の言葉

2012.12.19(Wed)

●自由が丘校:久道    ●カテゴリー:

「この美しい星に生まれて、よかった」

 この言葉は今年125日間ISS(国際宇宙ステーションに滞在した星出彰彦宇宙飛行士がISS滞在の最終日に簡易ブログでつぶやいたメッセージです。星出宇宙飛行士は715日、退役したスペースシャトルに代わるロシアの宇宙船「ソユーズ」が星出宇宙飛行士を乗せて打ち上げられ、717日にISSにドッキングしました。星出さんはISSに接続されている日本の実験棟「きぼう」でおよそ15種類の実験などの勤務をこなし、1119日に無事にカザフスタンの草原に帰還しました。

 人類の宇宙開発の歴史は、1957年に旧ソ連が世界初の人工衛星「スプートニク1号」の打ち上げを成功させたことに始まります。その後、1961年には旧ソ連の宇宙飛行士ユーリイ・ガガーリンが人類初の宇宙飛行に成功しました。

日本の宇宙開発は1950年代に糸川英夫さんによってはじめられ、1970年に初の人工衛星「おおすみ」の打ち上げに成功しています。宇宙飛行士としては、

 秋山豊寛さん(1990年 日本人初の宇宙飛行)

 毛利衛さん(1992年 2000年 日本人初のスペースシャトル搭乗)

 向井千秋さん(1994年 1998年 日本人女性初の宇宙飛行)

 若田光一さん(1996年 2000年 2009年)

 土井隆雄さん(1997年 2008年)

 野口聡一さん(2005年 2010年)

 星出彰彦さん(2008年 2012年)

 山崎直子さん(2010年)

 古川聡さん(2011年)

がこれまでに宇宙へと旅立ち、任務を終え帰還しています。2013年には若田光一さんが、2015年には油井亀美也さんが宇宙へと旅立つ予定です。また大西卓哉さん、金井宣茂さんも宇宙飛行士として認定されています。

 毛利宇宙飛行士以下の11名の宇宙飛行士は、皆日本の宇宙開発機関である「JAXA(宇宙航空研究開発機構)」の宇宙飛行士です。JAXAでは天文観測や宇宙開発を行っており、宇宙開発において様々な実績を残しており、

 小惑星探査機「はやぶさ」による小惑星「イトカワ」の微粒子採集

 ISS最大の実験棟「きぼう」の開発、接続

 宇宙ステージョン補給機「HTV(愛称:こうのとり)」の開発、打ち上げ、ISSへのドッキング

などが挙げられます。

 最近の中学入試の理科では宇宙に関することがよく出題されています。科学技術の進歩によりこれまでわららなかった宇宙の謎も新たな事実が明らかになってきています。もしかするとこれまで正しいとされていた定説が変更されることもあるかもしれません。科学技術の進歩は人類の生活を大きく変化させました。ただし、良いことだけではなく課題も生じています。自然界の出来事を学び、課題を考え、それらを解決していくことが大変重要であると言えます。宇宙のことのみならず、最近の中学入試の理科で「時事問題」が多く取り上げられるのはこのような背景があると言えます。

 さて、いよいよ入試本番まであと1か月となりました。学校も冬休みに入り、いよいよ塾でも冬期講習の大詰めを迎える時期です。最後の最後まで努力を続け、悔いの残らない中学受験をしましょう。寒さが一層厳しくなる中頑張るみなさんに、最後に星出宇宙飛行士のメッセージをもう一つ紹介したいと思います。

「夢を実現させるにはあきらめないこと」

 

師走

2012.12.17(Mon)

●横浜校:堀    ●カテゴリー:

今年の漢字は「金」に決まりました。

スカイツリーや金環日食から「空」や「天」とも思いましたが、世間一般では2012年はやはりオリンピックだったのだなあと思います。今年もいろいろなことがありましたが、明るい話題で締めくくり、新たな年を迎えたいものです。

 

年末といえば大掃除です。さまざまな片付けのハウツー本が今年も出版されましたが、机上整理と成績の関連性についても取り上げられていました。「東大生のノートは美しい」に続いて、「東大生の机は余計なものがない」そうです。机を広く取り、無駄なものは置かず、常に机の上をきれいにしておくことで、集中して取り組めるようになるそうです。いかに効率よく結果を出すか、出すためにどうするかと考えていくと、環境整理から始めることになる。なるほど、理にかなっています。

 

片づける能力の有無が成績に影響するのではなく、集中して取り組むための環境づくりをすることが成績向上につながる。ある意味「形から入る」ことが大切なのは、スポーツに限らないのですね。

一方で形で満足してしまっては本末転倒です。机の整理で一日終わってしまったり、ノートをきれいに仕上げることに一生懸命になって、覚えていない。ということが実際に起こりがちです。

 

環境が整ったうえで、さらに成績を向上させていくためには、授業でやるべきことと家庭でやるべきことのバランスが大切です。当然生徒ひとりひとりでその配分は異なります。少しずつ調整を加えながら進めていかないと、思ったような成果はなかなか上がりません。なかなか自己判断は難しいので、客観的な判断が効果的になります。テストの成績だけでなく、普段の学習の取り組み方について調整することも小4~5年では効果的です。この1年の学習スケジュールを振り返ってみましょう。

 

卒業生の思い出(桜蔭中・慶應中等部編)

2012.12.13(Thu)

●自由が丘校:中村    ●カテゴリー:

Aさんの思い出

 確か「夏期講習」から入塾してくれたのだと思います。後からお母様に伺った話ですが、本当は入塾の意思はなかったそうなのですが、私がAさん宛てに書いた手紙の内容に感激して、Aさんが入塾を選択してくれたのだそうです。手紙を出したのは覚えていますが、どのような内容だったのかは、正直今ではよく覚えておりません。「ことばは思想だ」とは尊敬する先輩の言葉ですが、何かしら言霊がこもっていたのかもしれません。

指導し始めたころはスピードが無く、他の生徒が国語の記述問題を何回か見せる中、やっと一回目が提出できる、という感じで、彼女に合わせて授業をしていた記憶があります。しかし、書いた答えの内容はとても良くて、私が用意した解答例とほぼ同じと思えるような、驚いたことが何回もありました。そのうちスピードもだんだんついてきて、桜蔭中、慶應中等部を志望校とし、日々努力していきました。

6年生の秋の保護者面談の時だったと思います。お母様からこのようなお話しを聞きました。ついこの間、模擬試験を受けに行く朝の電車の中で、突然娘がぽろぽろと涙を流し始めたんです。びっくりして「どうしたの」と聞くと娘が「自分のことをがんばっているなあ、と思ったら、なんだかわからないけど涙が出てきてしまった」というんです。おかしいですよね、と。

普段感じさせないその子の一面をかい間見た思いがしました。「ふと涙が出てくるほど自分のがんばりを自分で認めてあげられる」ほど確かにがんばっていました。おかしいどころか、とても胸打たれた忘れられない記憶として残っています。

努力の甲斐あって、見事桜蔭中、慶應中等部に合格し、慶應中等部に進学しました。中等部・慶應女子高では大学受験のない強みを活かし、また得意な作文力を活かし、作文コンクールで入賞し、韓国政府やスウェーデン政府に無料招待されて見聞を広げ、高校時代は1年間のアメリカ留学、大学時代はドイツ留学なども経験しました。

今は大手新聞社に入社し、女性新聞記者として、類まれな「記述力」とやさしい「感受性」を活かして活躍しています。

ついこの間小学生だったAさん、かつての教え子たちの成長と活躍を心からうれしく思います。

 今年の受験生たちもきっと未来のAさんのように、大きくはばたいてくれるはずです。

 2月1日入試まで あと50日! です。

 

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