偏差値に惑わされない!合格者から見る中学受験準備の時期と志望校の決め方

更新日:2024/04/17

成功への基本は、先人に学ぶこと。ということで今回は、栄光ゼミナールとともに中学受験を勝ち抜いた合格者たちの学習への取り組み方や志望校の決め方を、その保護者へのアンケート結果から、中学受験に臨む上で押さえておきたい合格へのヒントをご紹介します。

目次

中学受験準備のスタートは、4年生が最多

中学受験合格者の保護者のうちおよそ35.7%が小4、それ以前が30.4%と、およそ7割が小4以前に中学受験を決めたと回答しています。さらに、塾に通い始めた時期は、4年生以前が64.3%、5年生が30.5%。実に94.8%が6年生に上がる前から塾に通っています。

お子さまの中学受験(検)を決めたのはいつごろですか。
小1以前:6.6%
小1:0%
小2:3.5%
小3:20.3%
小4:35.7%
小5:29.6%
小6の夏前:3.3%
小6の夏以降:0.9%
※「合格ナビ2023」中学入試アンケート調査(保護者)より、回答数423件の集計結果
お子さまが塾に通い始めたのはいつですか。
小1:5.2%
小2:5.4%
小3:23.2%
小4:30.5%
小5:30.5%
小6の夏前:4.0%
小6の夏以降:1.2%
※「合格ナビ2023」中学入試アンケート調査(保護者)より、回答数423件の集計結果

中学受験の勉強はいつから?でも書いているように、中学受験は4教科が主流で、その対策は小4から本格的に始まります。特に苦手な子が多い算数は、高学年での学習に向けて難易度が上がり、学習量も一気に増加するため、合格者の6割以上が、4年生以前にスタートを切っているというのもうなずけます。より手堅く基礎から合格への土台を築いていくためには、低学年の頃から少しずつでも勉強する習慣を身につけていることが理想だと言えますね。

偏差値に惑わされない!中学受験の際の第一志望の決め方

中学受験合格者の受験対策のスタートは4年生が最多でしたが、中学受験に志望校の決定はいつごろ、どのようにして決めればいいのでしょうか?
合格者アンケートによると、合格者のおよそ8割は、6年生の1学期までに第一志望校の最終決定をしていました。第一志望校は、中学受験の目標でありモチベーションにもなる重要な存在です。学校によって試験の問題形式や求められる能力も異なりますので、志望校があるかないかで学び方も変わります。そのため、急に方向転換をして、準備不足で入試を迎えるのは避けたいところ。アンケートでも5年生で決めた生徒が多かったように、できれば小5までに親子や塾の先生としっかり話し合って第一志望校を決めておけると、より効率的に受験期間を使うことができます。

※「合格ナビ2022」中学入試アンケート調査(生徒)より、回答者数394人の集計結果


また志望校を決める際に、各学校の偏差値を参考にされる保護者の方は多いと思います。しかし、中学受験の偏差値はかなり複雑。近年の私国立中学は入試の回数が増加傾向にあったり、受験日程の変化でその時々により偏差値が大きく上下します。
そのため、偏差値を参考にしての志望校選定はお勧めしません。偏差値よりも、たくさんの学校にお子さまと一緒に足を運び、お子さまが「行きたい!」と思える学校を志望校にしましょう。お子さんのモチベーションにもなりますし、なにより受験直前期まで成績は伸びます。

栄光ゼミナールでは、「現時点での学力」ではなく、受験までにどれくらい伸びるかを見極め、最終的にはお子さまが最も「行きたい!」と思える学校に進学できるよう最大限サポートいたします。もちろん、併願の組み方についてもご提案させていただきます。どうぞお気軽に、お近くの教室までお問い合わせください。

お休みの使い方で勉強時間の差がつく!

学習内容は5年生、6年生と進むほど難易度が高くなり、量も増えていきます。土曜授業がない学校なら、およそ125日の土日祝日と春、夏、冬の長期のお休み。1年のうち3分の1は休日であり、いわば自習の日です。学校の授業とは関係なく、自分にとって必要な学びに使える時間はとっても貴重。1日に1時間でも2時間でも集中して学べば、1年分にするとかなり大きな意味を持ちます。合格した子たちの学び方を見ていると、遊びも習い事も学習も、メリハリをつけて毎日計画的に過ごしています。
休日は、理解が追いついていないところや苦手な単元を学び直したり、志望校対策に充てたりすることで、盤石な学力をつくりあげませんか。栄光ゼミナールには、教室が開いている時間はいつでも使えて、わからないところは先生に質問できる自習室があります。受験直前期は、受験生たちでいっぱいになり、「家より集中できる!」「1日中ここで勉強する!」と生徒たちに大変人気です。

栄光の中学受験対策では最新の受験情報をもとに、進路指導を行ったうえで目標達成に必要な学習プランを作成し、勉強の進め方、志望校対策まで、講師が生徒1人ひとりに寄り添って指導します。少人数で発言や質問がしやすく、仲間と切磋琢磨しながら成長できるグループ指導と、先生の隣でわからないところや苦手を中心に、自分のペースで学習を進められる個別指導があります。お子さまに合った指導形態で合格に向かって学習を進めることができます。

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