中学受験は併願校が鍵!併願校の決め方と受験日程の組み方のポイント

目次

親にとって悩ましい併願校の決め方。

Web出願の普及で堅実な出願と併願計画が可能になってきていますが、保護者の皆さまから「第一志望校は決めたけれど、併願校はどう決めたら良いの?」というご相談が寄せられることもしばしば。今回は、中学受験で後悔しないための、上手な「併願」の仕方やそのポイントをご紹介します。

首都圏の中学受験生の併願状況

首都圏では、小6の約5人に1人が中学受験(受検)

※2019年中学受験ガイドブック「中学受験がわかる!」より

首都圏の小学生は、約5人に1人が中学受験(受検)をしています。盛んな地域ではクラスの半数が受験するなど、中学受験をすることは特別ではなくなっています。

平均受験校数

※2019年中学受験ガイドブック「中学受験がわかる!」より

中学受験をする人が増えている数が増えている受験生の中で、受験校が第一志望一本!という生徒はほとんどいません。平均でも4.81校を受験しているのが昨今の状況です。

中学受験における併願の5ポイント

1. 第一志望は早めに決めて、変えない

まずは、学校説明会に参加したり、文化祭・体育祭などの学校行事を見学しに行くなどして、教育方針・学習環境・進路・校風・部活動などさまざまな観点から「最も行きたい憧れの学校」を決めましょう。なるべく小5までに決めておくことで、受験への心構えや取り組みも早くできます。また、一度決めた第一志望は変更しないのが理想。それまで過去問などで対策を進めた後、特に小6の後半に第一志望を変えた場合、出題形式や傾向も変わるので、それ合わせて慌てて対策をし直すことになってしまいますし、生徒の精神的な負担ににもなりかねません。ということで、第一志望は早めに、かつ、よく考えて決めたいところです。

併願校を決めるにあたって

難度の差をつけ、志望校を4パターンに分けて検討しましょう!受験校決定の時期が早ければ、対策する時間的余裕が生まれ、合格の可能性が高まります。小6の12月前半までにはすべての受験校を決めるのがおすすめです。

チャレンジ校

検討時点の偏差値よりも難度が5ポイント程度上までの学校。本番直前までの伸び代を考慮して決めましょう。

実力相応校

検討時点の偏差値と拮抗している学校で、「なんとか合格できる」と判断できる学校。通常、第一志望校はこの実力相応校かチャレンジ校のどちらかに含まれます。

安全校

余裕を持って合格することができる、検討時点の偏差値よりも難度が5ポイント程度下の学校。「入る価値のある学校」を2~3校、じっくりと選んでおきたいですね。

腕試し校

第一志望校が1月~2月入試の場合、中学受験の雰囲気に慣れるためのいわば予行演習の意味で12月中に受験する学校です。できれば学力面で余裕のある学校を選択しましょう。

2. 1月受験は必須。2月2日までに必ず合格する併願を

近年の中学入試は、早期決戦の傾向が強まっています。とはいえ、安全校の受験を後回しにするのはおすすめできません。万が一失敗した場合に、焦ってしまって本来の実力が出せなかったり、また学校によっては後半の日程で募集人数を減らしたり、といったこともあります。併願はステップアップが正攻法です。第一志望校の1回目入試が2月1日~3日の場合、1月中に腕試し校や安全校を受験し、必ず1月中に1校以上合格してから2月の入試に臨めるのがベストです。そのような意味で、栄光ゼミナールでは、「2月2日までに確実に合格を取れる」併願プランの組み立てをおすすめしています。気持ちにゆとりを持って第一志望校の受験に臨みたいですね。

3. 千葉・埼玉の受験生は有利!1月中に2校合格を目指そう!

千葉県や埼玉県の受験生は、地元の学校の入試が1月に行われるため、自宅から通いやすい学校を先に受けてから2月に東京の学校を受験できます。東京都や神奈川県の受験生よりもスケジュールが立てやすく、その点は有利です。

首都圏では約4人に1人が埼玉の中学校を受験

※2019年中学受験ガイドブック「中学受験がわかる!」より

首都圏全体でも、中学受験をする小学生の4人に1人は埼玉県の学校を受けています。可能であれば1月の内に3校~5校、積極的に受験して、2校以上手堅く合格できるような計画を立てておけば、2月の入試にも自信を持って臨むことができます。

合わせて読みたい

4. 神奈川や東京南部なら、午後入試の学校を併願するのがおすすめ!

神奈川県や東京南部の受験生は、通学できる地域の学校のほとんどが2月入試。早めに合格校を確保して後半戦へ臨むためにも、2月1日や2日の「午後入試」を上手に取り入れたいところです。午後入試の中には、特別入試(特待生など)もあるので、積極的に受験して少しでもチャンスを増やすことをオススメします。

合わせて読みたい

5. チャレンジ校と安全校の組み合わせは?複数合格で選択肢を確保!

併願の組み合わせを考えるときの基本は「7校出願、5校受験、3校合格」、いわゆる「七五三」となるような計画が良いと言われています。3校も合格する意味があるの?と思われるかもしれませんが、受験生の中には、入試の時の印象で行きたい学校が変わったり、第一志望に行きたくなくなったりする子がいます。万が一、心変わりした時のためにも、複数の選択肢を残しておくことが大切。1択で進学が決まった学校より、自分で選んで決めた学校の方が、前向きな気持ちで通うことができます。
栄光ゼミナールでは、志望校の選定からチャレンジ校と安全校の組み合わせなど併願計画をお手伝いいたします。お子さまの志望校合格のため、モチベーションにつながる併願計画をつくっていきましょう。

学習や受験に関するご相談など、
栄光ゼミナールに気軽にお問合わせください

はじめての方は、ご希望の全ての教科を1回ずつ無料体験できます。

関連記事

学校説明会や見学・文化祭ではどこを見るべき?確認すべきポイントとは

学校説明会や見学・文化祭ではどこを見るべき?確認すべきポイントとは 中学校選びは、お子さまの将来に影響を与える… 続きを読む

6年生になってからはじめる中学受験。短期決戦でも合格できる? 教育制度改革の混乱による不安から、それまで公立中… 続きを読む

中学受験に成功した小学生の勉強時間

中学受験に成功した小学生の勉強時間 学校や習いごとなど忙しい毎日を送っている方も多いかと思いますが、中学受験で… 続きを読む

一覧へ戻る

関連情報

小5・小6は多くのお子さまにとって、志望校を決め、明確な目標を持って学習を進める段階です。栄光ゼミ... 続きを読む

小3から小4は、中学受験戦略のカギとなるとても重要な学年です。中学入試準備コースでは、周囲に差をつ... 続きを読む

公立中高一貫校受検は、複数教科の知識を横断的に活用する力が求められる特殊なもの。それゆえに、基礎... 続きを読む

栄光ゼミナールの中学受験情報カテゴリー