中学受験に成功した小学生の勉強時間

更新日:2024/01/10

学校や習いごとなど忙しい毎日を送っている方も多いかと思いますが、中学受験で志望校に合格するには、どれくらいの勉強時間が必要なのでしょうか。今回は、栄光ゼミナールが実施したアンケート結果をもとに、志望校に合格した小6の勉強時間を紹介します。

目次

中学受験に成功した小学生の勉強時間

中学受験には、学校での勉強のほかに相当量の学習が必要だと言われていますが、合格した小学生は日々どれくらい勉強していたのでしょうか。栄光ゼミナールで学び、志望中学に合格した小6を対象に行ったアンケート調査の結果を紹介します。

平日の平均学習時間は「3~5時間」が多数

受験(検)学年の夏休み終了後、
平日の1日の平均学習時間を教えてください。
(塾の授業時間を含む) 
1時間未満 公立中高一貫0.5% 私国立中0%
1~3時間 公立中高一貫9.1% 私国立中7.9%
3~5時間 公立中高一貫17.8% 私国立中30.5%
5~7時間 公立中高一貫4.6% 私国立中20.6%
7時間以上 公立中高一貫1.5% 私国立中7.6%
(栄光ゼミナール2023年中学入試アンケート調査より)

「小6の夏休み以降の平日の平均学習時間を教えてください」という問いに対し、もっとも多かったのは「3~5時間」でした。合格をつかんだ小学生は塾の授業以外にも、自習室や自宅で勉強しているようですね。

「私国立中」受験生は学習時間が増える傾向

公立中高一貫に合格した生徒の勉強時間
1時間未満 2%
1~3時間 27%
3~5時間 53%
5~7時間 14%
7時間以上 5%
私国立中に合格した生徒の勉強時間
1時間未満 0%
1~3時間 12%
3~5時間 46%
5~7時間 31%
7時間以上 11%

私国立中学校と公立中高一貫校に合格した小6の学習時間を比較すると、私国立中学校合格者のほうが長時間勉強している人の割合が大きいことが分かりました。これは、出題範囲が小学校の学習内容に限られている公立中高一貫校の「適性検査」に対し、私国立中学の「学力テスト」では各学校ごとに出題傾向が大きく異なり、特有な内容も含まれるため、その対策に時間かかることが大きな要因です。

勉強時間確保のために睡眠時間を削るのは非効率

限られた時間のなかで勉強時間を確保しようとすると睡眠時間が短くなりがちですが、それはおすすめできません。個人差はありますが、学習量と学力は必ずしも比例しません。勉強の効果を高めるためには、充分な睡眠が欠かせないのです。

睡眠時間を短くすると、勉強に支障をきたす

睡眠不足は集中力を低下させます。また集中力がなくなると、記憶力も低下してしまい、勉強の効率が悪くなり、中学受験をするお子さまにとってはマイナスにしかなりません。その他にも成長期の発育阻害、代謝の悪化、疲れやすい、免疫力の低下など、お子さまの心身に様々な悪影響を及ぼします。しっかりと睡眠時間を確保し、メリハリをつけた学習を心がけましょう。

限られた時間で効率のよい勉強を

中学受験で志望校に合格するためには、限られた時間のなかで効率よく、質の高い勉強をすることが大切です。勉強の「量」だけでなく「内容」にもこだわり、学習の成果をより高めることができるよう、お子さまをサポートしていきましょう。

時間を意識する習慣をつける

長い時間、やみくもに勉強していても効率的とは言えません。受験勉強では常に時間を意識することが大切です。入試本番でも時間配分は重要なポイントとなりますので、家庭で勉強する時も細かくスケジュールをたて、時間を決めて取り組みましょう。勉強中、目のつくところに時計を置くなどして、日ごろから時間を意識するクセをつけるとよいでしょう。

復習はすぐにやるのが効果的

塾や学校で習ったことを復習するタイミングによって、その効果は大きく変わってきます。人は覚えたことを、1日経っただけで半分以上忘れてしまうと言われています。つまり、塾や学校で習ったこともすぐに復習しないと、翌日には半分以上忘れてしまうのです。効率的にたくさんのことを覚えるためにはすぐに復習する習慣づけが重要です。塾から帰宅した後、時間が遅くなってしまうなら、翌朝早く起きて復習するなど、できるだけ早いタイミングで復習に取り組むのが理想です。

すき間時間を有効活用する

塾の授業が始まる前の小さな時間や、授業終了後お迎えがくるまでの時間など、短いすき間時間を無駄にすることなく有効に活用しましょう。また、リラックスできるお風呂の時間を利用するのもいいでしょう。すき間時間におすすめな学習は、まとまった時間を必要としない英単語や歴史の年表など、暗記系の勉強です。「すき間時間を使って一日に単語を○個覚える」など、具体的な目標をたてるのもよいでしょう。日々の小さな積み重ねが大きな成果につながります。

栄光ゼミナールは、効率の良い勉強方法を丁寧に指導いたします。

近年の中学入試では、受験生の思考力や表現力を問われる出題が増えています。こうした能力を習得し中学受験を突破するには、限られた時間の中で受験に必要な教科を効率良く学ぶことがカギとなります。
栄光ゼミナールでは、中学受験専用の教材とカリキュラムを用意し、膨大な学習内容をもれなく習得できる体制を整えています。また、入試報告会や保護者面談を通じて、中学受験に関する最新の情報をご提供。保護者の皆さまとお子さまのコンサルタントとして、合格までの道のりをサポートいたします。

栄光の中学受験対策では最新の受験情報をもとに、進路指導を行ったうえで目標達成に必要な学習プランを作成し、勉強の進め方、志望校対策まで、講師が生徒1人ひとりに寄り添って指導します。少人数で発言や質問がしやすく、仲間と切磋琢磨しながら成長できるグループ指導と、先生の隣でわからないところや苦手を中心に、自分のペースで学習を進められる個別指導があります。お子さまに合った指導形態で合格に向かって学習を進めることができます。

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