2021年は143校が実施!中学受験の英語入試とは?

更新日:2021/12/01

近年、入試に英語を導入する中学校が増えています。
「小さいころから英会話教室に通わせている」「以前英語圏の国で暮らしていたことがある」といった経験をお持ちのご家庭では、お子さまの英語力が受験に役立つのか、その動向が気になるところではないでしょうか。
そこで今回は英語入試が増えている背景とその内容、そして受験対策について解説します。

目次

英語入試導入校が増えた理由

かつて、中学受験における英語入試は帰国生(帰国子女)を対象とするものがほとんどでした。しかしここ数年、一般入試でも英語を選択できる学校が増えています。

多様化が進む入試形態

中学受験の試験教科は、国語・算数・理科・社会の4教科が基本です。しかし近年、受験の選択肢を増やすために2教科、1教科も受験可能な入試日を設ける私立校が増えています。
また、公立中高一貫校で採用している適性検査型入試を導入する私立校が増えるなど、入試形態が多様化しています。この背景には後述する大学入試改革や小学校の英語の教科化・必修化などがあります。
こうした中で英語入試を取り入れる学校も年々増加傾向にあり2022年度入試から英語を必須とする学校(江戸川学園取手中学校:茨城県取手市)も登場しています。

2021年は143校が英語入試を実施

英語入試が増えたきっかけのひとつが、2020年の大学入試改革です。
この改革では、「聞く」「読む」の2技能から、民間試験を利用することで「話す」「書く」を追加した4技能を測ることを目的としていました。結局民間試験の導入は先送りとなりましたが、英語4技能を重視する大学入試改革の影響が中学入試にも及んでいるものと思われます。
首都圏模試センターの調べによると首都圏の中学入試における英語入試実施校は、5年前(2016年)が64校だったのに対し、2021年は143校(うち私立中142校・国公立中1校)と大幅に増加しています。

出典:首都圏模試センター|英語(選択)入試導入校143校一覧<2021年入試>

今後、さらに拡大する可能性も

現在、私立校を中心に導入が進められている英語入試ですが、今後は公立中高一貫校や国立中学でも導入される可能性があります。
大学入試改革の影で、あまり話題になりませんでしたが、2020年度から始まった小学生の新学習指導要領によって、外国語(英語)が小3・4は必修化、小5・6は教科化されました。それまでの英語指導は英語に親しむものでしたが、教科化されたことにより、小5からは生徒1人ひとり成績がつくことになりました。
これにより2022年以降の中学入試では、2年間英語の授業を受けた子どもたちが受験生となるため、公立系の学校でも英語入試の導入が進むことが予想されています。すでに適性検査に英語を取り入れている公立中高一貫校(大宮国際中等教育学校:埼玉県さいたま市など)もあり、志望校の動向を注視する必要があります。

英語入試の概要と受験対策

英語入試の内容は学校ごとに異なります。ここでは具体的な内容や、対策についてご紹介します。

英語入試の形式

英語入試の取り入れ方は各校さまざまで、「英語・国語・算数」、「英語・算数」といったように受験科目が固定されている学校もあれば、基本の4教科(国算理社)と英語から、自分が好きな教科を選べる学校もあります。また、最近では英語のみで受験できる学校も増えてきています。
なお英語入試では、英検3級以上の取得者など、受験できる対象を限定していることもあるので注意しましょう。

試験の内容は多種多様

英語入試の内容は、筆記試験のみ、あるいは筆記試験と面接等を組み合わせて、「書く力」と「話す力」をみるケースが主流ですが、近年では筆記試験を行わず、面接やグループワークのみの入試を採用する学校も増えています。学校によって、求められる技能が異なるため対策も学校ごとに行わなければいけません。
また、聖和学院中学校(神奈川県逗子市)では、2020年度入試から「英語プログラミング入試」を開始するなど、特色ある入試を実施する学校も登場し、多様化はますます進んでいくものと考えられます。

志望校の傾向をつかもう

英語入試に挑戦する場合は、志望校の出題傾向をしっかりつかんでおくことが何より大切です。
英語入試は筆記試験が主流ですが、ひとくちに筆記試験といってもその内容は学校ごとに異なります。リーディング・ライティングの配分やリスニング問題の有無など、過去の入試問題を使って分析しておきましょう。
面接やグループワークなど英語を話す試験がある場合は、過去の出題テーマを参考にシミュレーションを重ねておくとよいでしょう。第三者の前でも緊張しないよう、塾や英語の先生に協力してもらうのも効果的です。
また、学校によっては、英検®等、資格試験を取得していると入試での優遇措置が受けられる場合もあります。お子さまの受験にプラスになる情報を見落とさないよう、募集要項はすみずみまで目を通しておきましょう。

中学受験で英語入試に挑戦すべき?

英語入試を採用する学校が増えてはいるものの、英語だけで受験できる学校は非常に少なく、他の教科と合わせての受験となります。中学受験ではメインの4教科だけでも相当な学習量が必要となりますので、英語入試を選択する場合は、4教科に加えて英語の学習時間を充分に確保できるか、事前に検討する必要があるでしょう。

英語入試は難度も高い

英語入試を選ぶ受験生は、幼少期から日常的に英語に触れ、英会話教室やご家庭でしっかりと基礎を身につけていることが多く、帰国子女もいます。そのため、英語入試の難度は高くなる傾向があります。
よほど自信がある場合を除いては、まずは基本の4教科最優先の受験対策を考えることをおすすめします。

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