【中学受験】子どものやる気を引き出す方法とは?

更新日:2024/04/17

受験勉強が本格化する小学校高学年になると、授業内容は難しくなり、学習量も一段と増えてきます。よりいっそう勉強に励む必要があるにもかかわらずお子さまのやる気が見えず、イライラが募りつい爆発してしまって、落ち込んでしまう保護者の方も多いのではないでしょうか。でも安心してください。どのご家庭も、程度はさまざまですが同じ経験をしています。
今回は、栄光ゼミナールでも実践している、子どものやる気を引き出す方法をご紹介します。自分は厳しすぎるのか?中学受験をやめさせた方がいいのではないか?など、悩まれている方もぜひご覧ください。

目次

子どものやる気を引き出す方法

中学受験の対策をする時期のお子さまは、年齢的にまだ遊びたい時期です。保護者の方が見ていない時にさぼろうとするのは、多くの子どもにみられること。
まだ心身共に幼い小学生が受験本番までやる気を持続するには、親のサポートが不可欠です。お子さまの性格を考慮しながら、やる気の火を灯してあげるようにしましょう。

志望校をめざす理由を再確認する

中学受験は長丁場です。生まれて10年ほどしか過ごしていないお子さまにとってはゴールが遠く感じられ、ともするとやる気を失いやすくなります。そのため、定期的に親子で、なぜ現在の志望校を選んだのか、そこでどのような学校生活を送りたいのかを確認しましょう。志望校が開催する一般公開イベントに足を運んだり、学校のホームページを見たりすると、具体的な学校生活がイメージでき、やる気アップにつながります。

まわりの受験生の熱を感じさせる

多くの塾では、夏休みなどの長期休暇を利用して集中的に勉強と向き合う合宿を実施しています。栄光ゼミナールでも夏期合宿「栄光の森」でやる気が出て受験を成功させた生徒が多くいます。こうした機会を利用することで、大勢のライバルが頑張っているのを目の当たりにし、身をもって受験生の熱を感じることができるので学習意欲が高まります
また、塾がホームページや冊子で公開している「合格体験記」を一緒に読んでみるのもいいでしょう。「自分が体験記を書くとしたらどんなふうに書く?」と声がけすると、日々の学習の進め方を振り返るきっかけにもなります。

スモールステップで達成感をあじわう

お子さまの毎日の学習にも一工夫加えましょう。毎日の学習内容で、「理科の教科書を10ページ分復習する」、「漢字ドリルを1ページやる」、「算数の小テストで90点以上をとる」など、少し頑張ればできる目標を設定しましょう。達成感の積み重ねが自信につながり、それがやる気につながります。また、学習分野を細分化し取り組むことで、お子さまがつまずきやすいポイントがわかるというメリットもあります。

ほめることでやる気を引き出す

ほめられることで伸びる子どもはたくさんいます。その時に大切なのは結果だけでなく過程もほめることです。「テストで満点とれたね。すごいね」ではなく、「毎日、計算問題に取り組んだから、間違わずに解けたね」などお子さまの行動を具体的にほめてあげることで、次から何を頑張ればいいのかイメージしやすくなります。また、親ではなく第三者にほめてもらうことも効果的です。塾や学校の先生がお子さまを評価してくれた時には、「先生が〇〇をすごく頑張っているとほめていたよ」と必ず伝えてあげましょう。

困った時には「ふたつ」から選ばせる

お子さまにどう働きかけても重い腰が上がらないという時は、「算数の問題集と塾の宿題、どちらをやる?」など、選択肢を与える声がけをしてみましょう。お子さま自身、心の中では勉強しなくてはという気持ちを持っているはずです。「どうしてもやらなくてはいけないなら、こっちかな…」と、自分で選ぶ過程を経ることで気持ちを切り替えることができ、勉強をスタートできます。

やる気が出ない原因が親にあることも

受験生の親としてよかれと思ってやっていることが、子どものやる気にブレーキをかけてしまっていることもあります。ここでは子どもを思うがゆえにしてしまいがちな、親のNG行動をご紹介します。無意識にこうした行動をとっていないか、ご自身の普段の生活を振り返ってみましょう。

過剰なサポートをしている

中学受験に熱心な保護者ほど過干渉になる傾向があります。日々勉強する内容を事細かに子どもに指示したり、常に隣に座って自宅学習の様子を観察したり、親が行き過ぎたサポートをしてしまうと子どもの自分で考える力が育ちません。苦手な部分については手助けが必要ですが、子どもが自分でやるべきこと・親がしてあげることの線引きをきちんとしておくことが大切です。

プレッシャーをかけすぎている

親がかける言葉は子どもの大きな支えとなりますが、その受け止め方は子どもによって異なります。「もっと頑張ろう」「〇〇ならできるよ」といった言葉が発奮材料になる子もいれば、プレッシャーに感じてしまう子もいます。お子さまの反応を見極め、適切な言葉をかけてあげましょう。どのように声をかければよいか迷う時には、塾や学校の先生など第三者の意見を聞くのもおすすめです。

模試の結果に一喜一憂する

お子さまの模試の成績が振るわなかった時、お子さまの前で落ち込んだ姿を見せていませんか。子どもは親の様子を思った以上によく見ているもの。「うちの子に中学受験は無理かも」「こんな成績では志望校に入れない」といった保護者の不安を子どもは敏感に察知します。成績に波があるのは苦手を知る絶好の機会です。お子さまの力を信じ、安定した気持ちをキープできるよう心がけましょう。

原因次第では受験をあきらめる選択も

一時的にやる気がなくなることは誰にでもありますが、いつまでたってもやる気が出る気配もない、日常生活でも笑顔が消え沈みがちになってしまったなど、お子さまの様子に異変を感じたら、やみくもにやる気を引き出そうとしても逆効果です。やる気の出ない原因を探り、適切な対応をとる必要があります。

まずはお子さまの話に耳を傾ける

友だちと遊べず寂しいのか、成績が上がらないことがつらいのか、やる気が出ない原因をお子さまに聞いてみましょう。話を聞く時には、話す内容があちらこちらに飛んでわかりづらかったとしても、途中で遮らず最後まで聞いてあげることが大切です。お子さま自身、自分の言葉で話すことで考えを整理できます。お子さまの本音を引き出すことが解決策を探る第一歩です。

中学受験をやめることも選択肢の1つ

中学受験は親の主導でスタートすることが多いため、実は子どもは最初から乗り気でなかったというケースもあります。どうしてもやる気になれないなら、思い切って中学受験をやめるという選択肢もあります。お子さまの人生にはこの先、高校受験も大学受験も待っています。受験に対してネガティブな印象を持たせないことが何より大切なのです。途中で受験をやめることは大きな決断となりますが、塾の先生など受験のプロの意見も参考にしながら、お子さまにとって最善な道を選んであげましょう。

栄光ゼミナールでは学習面のサポートだけでなく、受験生の“心のケア”も徹底して行います

栄光ゼミナールの講師は生徒1人ひとりの成績だけでなく性格まで理解したうえで適切な指導を行っています。お子さまの様子で気になることがあればすぐにご家庭に連絡して、解決策をご提案し、必要があれば親子面談の機会を設けます。長い戦いとなる中学受験。栄光ゼミナールでは学習面・メンタル面を常にチェックしながら、最善な状態で受験本番を迎えられるよう、お子さまとご家庭を支えていきます。

栄光の中学受験対策では最新の受験情報をもとに、進路指導を行ったうえで目標達成に必要な学習プランを作成し、勉強の進め方、志望校対策まで、講師が生徒1人ひとりに寄り添って指導します。少人数で発言や質問がしやすく、仲間と切磋琢磨しながら成長できるグループ指導と、先生の隣でわからないところや苦手を中心に、自分のペースで学習を進められる個別指導があります。お子さまに合った指導形態で合格に向かって学習を進めることができます。

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