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  小学生のための英語教育

今、小学生が身につけるべき英語力とは?

グローバル化が進む今、英語力が重要であることは疑いようもありません。「受験英語」ではなく「使える英語」の必要性が高まる中、政府も大学入試制度の改革や、小・中・高校の英語教育の改革を進めています。このような変化の中を生きていく現在の小学生はどのような勉強をしていけばよいのでしょうか。新しい学力についての基礎研究およびアセスメント事業を行う基盤学力総合研究所の土肥さんに伺いました。

point1

大学入試が変わる!

2020年に行われる大学入試制度改革によって、大学入試センター試験がなくなることをご存知の方は多いのではないでしょうか。新たに実施される「高等学校基礎学力テスト(仮称)」と「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」において、英語は従来の「聞く」「読む」だけではなく、「話す」「書く」も含めた4技能を総合的に評価できる問題とすることが明言されています。

また、この新テストには民間の資格・検定試験の活用も検討されており、既に多くの大学で英検やTOEIC®、TEAPなどの外部試験を利用した入試がスタートしています。2015年度大学入試において英語4技能試験を活用している大学は43.0%(299/695校)にのぼり、早稲田大、上智大、G-MARCHをはじめとした私立大学や、筑波大、広島大などの国立大学も英語4技能試験の入試での活用を発表しています。これらの大学では、外部試験の成績が出願資格として指定されたり、英語の得点として点数換算されたり(例えば、英語の試験を満点や80点とみなす)、一定の基準を超えていると英語の試験が免除されたりします。受験生にとって、事前に複数回受けることができる外部試験を活用するメリットは大きいのではないでしょうか。

point2

「受信」から「発信」へ

4技能の重要性が叫ばれるようになったのには、日本人の英語力の課題が関係しています。

文部科学省の調査により、「話す」「書く」能力は、言語コミュニケーション能力別のレベルを示す国際規格であるCEFRにおいて、下位レベルに属する生徒が8割以上であることがわかっています。
英語を読んだり聞いたりして理解することももちろん大切ですが、これからは「知識を知っている」だけでなく「実際に使える英語力」つまり、「発信力」を身につける必要があります。

point3

変化する学校の英語教育、小学校での英語学習のポイントは?

4技能の向上を目指し、入試制度改革だけでなく学校の英語教育制度の改革も進められています。

中学校での英語の授業は「英語」で行うことを基本とし、高校では高度な言語活動(発表・討論・交渉など)を行うことで、コミュニケーション能力を養成する方針が打ち出されました。これは2018年度から段階的に実施され、2020年度より小学校から順次、全面実施となる予定です。英語力は急に伸びるものではありませんから、早い段階から、コミュニケーションを意識した学習をしていくことが大切です。では、小学生の段階では何をすればよいのでしょうか?
2004年度に文部科学省が行った「小学校の英語教育に関する意識調査」によると、児童があげた英語活動が嫌いな理由の第1位は「英語を読むことがうまくできないから」でした。
英語はつづりと発音の関係が一定ではありません(例えば、iは「イ」(sit)と発音することもあれば「アイ」(five)と発音することもあります)。そこで、小学生などの英語入門期にはたくさんの英語を聞き、練習を通じて文字と音声の結びつきの規則である「フォニックス」を学習することが重要であると言われています。英語嫌いになっては、将来に英語を使うイメージもできなくなってしまいます。今のうちから「聞く」「話す」を軸にした英語学習を始めてみてはいかがでしょうか。

土肥康輔氏
基盤学力総合研究所 研究員

土肥康輔氏

Z会グループの英語教育事業を経て、基盤学力総合研究所の研究員となる。
現在は英語4技能アセスメントの普及やコンテンツ開発を担当
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