中学生のための[国語]勉強法

 

中学生のための
国語勉強法(高校受験・定期テスト対策)

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国語が嫌い?
まずは国語を学ぶ意義を考えてみよう!

3教科(英語・数学・国語)の中で、勉強を後まわしにされてしまいがちな国語ですが、実は、真っ先にとりかかって身につけるべき科目です。例えば、数学の問題を読み解く際に、英語の和訳をする際に、国語の力がないために失点することが多々あります。国語は全ての教科を読み解くための礎であり、新しい知識を蓄えるために不可欠なもの。そして、磨かれた国語力は、生活そのものを豊かにする術にもなります。

「正しい言葉を使う」「気持ちを伝える」「わかりやすく書く」といったコミュニケーション能力こそ、今の時代に求められているもの。中学生で培った国語力は、成績アップや高校受験だけではなく、先に控えた大学受験や、社会人になってからの仕事、さらには家族や友人との関係を作る中でも、必ず役に立ちます。「愉快な大人になる」ために、「人生を楽しくする」ために、「勉強」と構えずに国語力を身につけましょう!

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国語はセンス?
勉強しても成績は上がらない?

確かに国語のセンスの良い人はいます。文章や言葉に対する興味があるかないかによっても大きく変わってくるでしょう。しかし、高校入試や中学生の成績という点で見ると、国語のセンスだけが点数に結びつくわけではありません。解法や読み方などを身につけて、パターンを覚え、演習を繰り返すことで、国語の点数は確実にアップします。分野ごとに効果的な勉強法を続けていけば、国語に自信がなくても点数がとれるようになり、勉強しているうちに国語のセンスは磨かれていくものです。

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オススメ!分野別、国語の勉強法

効率良く漢字を覚える方法

漢字を1つずつ暗記するのではなく、部首ごとにまとめるなどグループ分けをして覚えるのが基本です。また、「漢字の法則」を知っておくと格段に覚えるのが楽になり、知らない漢字でも法則を使えば読み方を推測することができるようになります。漢字の90%を占める形声文字は、意味を表す文字と読みを表す文字を組み合わせてできています。例えば、「晴」「清」「請」はいずれも「青」が読みを表していて、音読みはすべて「セイ」となります。

また、熟語についても法則があります。例えば、「『鼓舞』の読み方を書きなさい」という問題で、「こまい」と書いてしまう中学生は多いと思いますが、「熟語は音読み+音読み」という法則さえ知っていれば、「舞」を訓読みである「まい」とは読みません。「舞」の音読みが出てこなければ、「舞」を使う別の熟語を考えてみます。「舞台」が思い付けば、音読みは「ぶ」であることがわかり、「こぶ」と答えられるのです。まずは、漢字の成り立ちや法則を知ることから始めましょう。

文法問題の対策法

日本語を話しているからと言って、国文法の勉強を疎かにすると点数はとれません。文法は、各品詞を整理し、それぞれの特徴を理解し、必要な知識を暗記してから演習に臨みましょう。その知識がないままで、どれほど演習を繰り返しても身につきません。例えば、「次の文章の主語を選びなさい」という問題で、「日本語は主語になる助詞が決まっている」ことを知っていて、「は、が、も、こそ、さえ、すら、しか、だって、だけ、でも」を覚えていれば、簡単かつ素早く主語を抜き出すことができます。

長文読解力の攻略法
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文学的文章(小説文・随筆文)

「読む」と「読み解く」では、大きく異なります。ただ字面を追って読むのではなく、読んでいる内容を理解し、「いつ・どこで・誰が」という「時間・場所・人物」の情景がイメージ画像として頭の中に浮かぶのが読み解くということです。イメージが浮かぶきっかけになる言葉はそれぞれ異なるでしょう。例えば、「夏の暑い日」という共通のイメージが出てきたときに、先生やクラスメイトと意見を交わしてみると、「7月」「蝉の声」「汗」など、夏を想起したそれぞれの視点が出てくることでしょう。それを知ることで、さらにイメージ画像は膨らんでいき、物語の重要ポイントが見えてきます。それが読解力を鍛えるコツです。

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説明的文章(説明文・論説文)

前後のつながりを常に意識し、今読んでいる箇所が何について説明しているのか、前に掲げた意見の根拠を述べているのか、次につなげるための文章なのか、などを理解しながら読み進めることが大切です。勉強法としては、文章を一気に最後まで読むのではなく、段落ごとにその文章の意図を明確にしてから次へと読み進めることです。先生やクラスメイトと一緒に読み進め、段落ごとにその意図について意見を交わし、自分の見解を説明することも読解力の向上につながります。

記述力を身につけるには?

書くのが苦手であっても、最低限のパターンを身につければ書けるようになります。例えば、記述問題で「主人公の心情を30文字以内で答えろ」と問われて何も書けないのは、文章は何となく読めていても、何を求められていて、何を書けば正答なのか見当もつかない状態だからです。書いて答えるためには、問題の意図を読み解く力も必要になります。「○○とは、どういうことですか」という問題が出たとして、「どういうこと」を説明するのですから、これは「言い換えの問題」であることがわかります。「言い換えの問題」=「傍線文の不明点を直す」=「抽象的な言葉や難解な例えをわかりやすい言葉に置き換える」というのが問題の意図であることがわかり、その演習を普段からやっていれば、どの部分をどのように直すのが正解なのかが見えてきます。

また、高校受験における作文・小論文は、基本的には減点法なのでミスをしないこと。どこで減点されるかを知り、段落ごとの型に充てはめる練習をすれば、書くことができるようになります。

古典の基本と演習の仕方
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古文を読み解くコツ

定期テストで取り上げられる『竹取物語』『枕草子』『平家物語』『おくの細道』『万葉集』『古今和歌集』『新古今和歌集』などは、教科書に載っている部分の原文の暗唱が基本です。可能であれば訳も暗記してしまいましょう。その後、原文と訳を照らし合わせながら読んでいくと理解が深まります。

高校入試では、『今昔物語集』や『宇治拾遺物語』などの短編で完結するものが好まれます。説話でよくあるストーリーのパターン(助けた動物が恩返ししてくれる、など)を覚えておくと、テストでも読むスピードが上がります。そのためにもたくさんの古文を読んでおくことは大切でしょう。また、難関高の入試では、高校範囲である助動詞や助詞の識別まで出てくるので、志望校の過去問題をよく確認しましょう。

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漢文を読み解くコツ

レ点、一・二点などの組み替えルールを覚えてしまえば、原文は読めるはずです。あとは読解力を鍛える要領で、内容を読み解く演習をしていきましょう。漢文については、高校受験で出題されるのは稀ですが、定期テストには出題されます。内申アップのために確実に点数をとっておきたい分野です。

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定期テストの国語の点数を上げるには?

地域によってテスト形式が異なりますが、総じて言えるのは、今後の入試改革に準じて記述式の問題が増えていることです。作文・小論文や聞き取り問題など、実力を試される教科書以外の問題を出す中学校もあります。だからこそ、教科書に掲載されている文章については確実に点数をとっておきたいところ。定期テストのための国語の勉強法は、とにかく教科書の出題範囲である文章を読むこと。テスト直前になって『ワーク』(出版社別の教科書準拠テキスト)に取り組めばいいと思っている人も多いですが、それでは点数はとれません。『ワーク』は文章を読み解くための手助けをしてくれるものであって、テスト直前対策の演習には向きません。前もって『ワーク』をやっておいて、定期テストまでに文章を深く読み込むことを目指しましょう。テストまで毎日読んで、内容はもちろん、時代背景や使われている言葉の意味や意図まで読み砕いておくと、テストでは本文を改めて読まなくても、問題を読むだけで答えられるぐらいになれます。また、漢字は確実に得点できるようにしっかり覚えましょう。

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高校入試対策・受験勉強の方法。
偏差値アップを狙うには?

受験する高校によって出題内容もテスト形式も大きく異なるので、まずは志望校の国語のテスト形式を知っておくことが大切です。ただ、受験校は併願で増えることもありますので、「千葉県の公立高校の出題傾向」といった大きな視点でも情報は仕入れておきましょう。志望校が決まるまでは、全体的に国語力を上げることと、模試などでテストのコツをつかんでおくことです。自分の得意と苦手がわかっていれば、各大問に取りかかる順番とかける時間配分が見えてきます。例えば、作文・小論文が得意なのに大問の最後にあるからと後まわしにして時間オーバーになれば、大きな失点となり、せっかくの得意分野を生かせません。限られた時間の中で、1点でも多く得るためにはどうするかを考えることが大切です。1人ひとり、テストのコツは異なります。問題の傾向から、自分に適した対策を立てて合格を目指しましょう。

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オススメ問題集・参考書

シグマベスト『最高水準問題集 高校入試 国語』は、読む文章量を増やしたいときにお勧めです。短い文章が多く、毎日1つずつ読み進めるのに適しています。ベースとなる問題集としては、栄光ゼミナールで導入している『必修 新演習』『標準 新演習』『発展 新演習』は各分野が偏ることなくまんべんなく入っているので、定期テスト対策にも、高校入試対策にも使えます。また、栄光ゼミナールが夏休みに実施している「栄光の森」で使用しているオリジナルの『難関対策 国語』は、記述式問題の対策には最適です。

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国語は自立学習が難しい教科

漢字を覚えたり、たくさん本を読んで良い文章に触れたりすることは、国語のセンスを磨くために自分1人でできることですが、定期テスト対策高校受験対策として、国語のテスト解答のコツを身につけるためには第三者である「先生」が必要になります。例えば、模試で間違った問題を解き直しても、国語は自分では採点ができません。国語には様々な正答があるので、間違ったポイントを正しく理解して、解答の根拠を見つける作業をし、納得できない限り、何度解き直しても正解がわからないままになってしまいます。作文についても、自己採点は難しく、1つ書くごとに減点ポイントを洗い出し、見直す作業をしないと次の作文で向上することができないのです。採点し、解説し、理解を促してくれる良き先生を見つけることも大切です。


グループ指導

グループ指導(1ヶ月)
受講料 無料
教材費 864円~7,236円(税込/1教科あたり)

※ご希望の教科を全て体験できます。

個別指導

個別指導 1講座(80分×4回)
受講料 4,320円(税込)

※ 教師1人に生徒2人の個別指導を2講座まで体験できます。
※ 別途教材費等が必要となります。

 

2017/07/22 | 

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