面接対策シリーズ3

 

第3回
面接試験頻出の質問と回答例

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よく聞かれる質問一覧と模範解答

それぞれの質問について、バラバラに答えを考えていくと首尾一貫した答えになりません。一通り答えを作った後で、筋が通らない箇所がないか必ず確認するようにしましょう。

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高校受験の面接試験でよく聞かれる質問一覧

個人情報 受験番号、姓名、生年月日、自宅の所在地、高校までの交通手段、家族構成など
学校生活 学校名と所在地、クラス担任や校長先生の名前、在学校の特色、学級での係活動と仕事内容、部活動(クラブ活動)、中学校で頑張ったこと、高校に入ってやりたいこと、得意、不得意科目、修学旅行の思い出など
趣味 趣味や特技、余暇の使い方、最近読んだ本とその感想など
性格 長所と短所、父母から注意を受けること、友達関係、尊敬する人物とその理由
進路 志望動機(志望理由)、併願校と合格時の進学校、部活動、将来の夢(目標)
その他 最近印象に残ったニュース、通っていた塾について
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頻出の質問と模範回答(例)

短所は長所と併せてアピールポイントに!

面接官に「短所を教えてください」と言われて、短所だけを話してしまうのはもったいないことですし、「面接官にだめな人と評価されるのでは」と不安になりますよね。短所は長所と表裏一体であると考え、長所も付け加えて話すようにしましょう。

arrow(模擬面接にて...よくある悪い例)

面接対策・長所と短所
面接対策・長所と短所
面接対策・長所と短所
面接対策・長所と短所

arrow(良い回答例)

集中力が続かないところが短所なのですが、3年生になって部屋の整理整頓に気を配るようにしたところ、マンガやゲームが目に入らないと集中力が続くようになりました。また、勉強時間を測ることで、「1時間は集中して勉強して、休憩時間もきちんととる」というように、メリハリをつけられるようになってきました。

中学校で頑張ったこと

arrow(悪い回答例)

バレーボール部で3年間部活動(クラブ活動)に取り組みました
arrowこれだと「だからどうしたの?」となってしまいます。

arrow(良い回答例)

英検に挑戦し、英検3級の資格を取ることができました。また、バレーボール部で3年間部活動(クラブ活動)に取り組み、3年生の時には副部長として部内ミーティングの進行管理を担当、部が団結できるように努力しました。

高校に入ってやりたいこと

arrow(悪い回答例)

ボランティア活動に取り組みたいです
arrow具体性が無く、アピールが弱い

arrow(良い回答例)

ボランティア活動に取り組み、人との接し方・コミュニケーションを学びたいと思います。なぜなら、私は大学に入ってからイギリスに留学して英語を学びたいと思っているため、高校では基本となるコミュニケーション力を身につけたいと考えています。それが将来の夢(通訳)を実現するにあたってとても重要なことだと思うからです。

将来の夢/目標

面接官は、将来の夢そのものを評価するわけではありません。時系列に沿った過去・現在・未来の質問をすることで、その子がどのような価値観を持っているか、夢を実現するための姿勢や意思の強さを評価します。全ての質問の答えに「筋が通っていること」が大切なのです。

arrow(悪い回答例)

将来の夢/目標/悪い回答例
将来の夢/目標/悪い回答例
将来の夢/目標/悪い回答例
将来の夢/目標/悪い回答例
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回答時間について

緊張すると頭が真っ白になり、同じことを何度もくり返し、だらだらと話してしまった!という経験はありませんか?本番当日にこういうことが起きないように、練習をして慣れておく方が良いのです。一人10分間の面接試験で5問質問されるとしましょう。最初の質問に5分もかけてしまったら、あとの4問は残りの5分間で全て回答せねばなりません。 せっかく用意してきた自己PRや志望動機が満足に話せなくなる可能性もあるのです。面接官に自分の主張を全て届けるためにも、回答時間には要注意です!

なお、「3分以内でお答えください」など回答時間が決められている場合には、短すぎても(1分で終わってしまう)長すぎても(5分くらい話しても平気)いけません。作文は指定文字数の8割~9割程度という目安がありますが、面接の回答時間も同じです。3分と指定されたら2分半以上は話すように心がけましょう。

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志望動機や自己PRの組み立て方

志望動機(志望理由)や自己PRは、作成する際、生徒が一番悩む(苦手とする)質問です。嘘をついたり、無理やり学校の「求める生徒像」に自分を当てはめようとするとどこかで綻び(ほころび)が出てしまいます。 また、英語教育に力を入れている学校には、「英語教育に興味があるから志望しました」という生徒がたくさんやってくるので、同じような回答になりがちです。このようなことを回避するために、過去の経験・体験をどのように捉えて抜き出すかを考えること=自分自身を振り返る・研究するところから始めましょう。

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志望動機・自己PR作成時の注意点

受験する高校の教育理念を調べ、「自分の言葉」として言えるようにしておきましょう。「志望動機」に対して「貴校の教育方針である自主性が良いと感じました」だけでは、面接官の印象には残りません。なぜなら、そうした回答は受験生のほぼ全員が行っているからです。 高倍率の入試の場合、他の多くの生徒と同じことを答えるのではなく、「自分自身の主張/オリジナリティ」をいかに出せるかが問われます。

重要ポイント

1終始一貫した内容である

2必ず具体的なエピソードをつける

3「しっかりやりました」「きちんとできました」など、抽象的な言葉は避ける

4志望校の教育方針・校訓・校長先生の言葉などを「自分の言葉」で語れる

5志望校が「求める生徒像」と自分自身とが、どう合致しているかを考える

模範解答 (*あくまでも一例です)

「私は、中学校で吹奏楽部に所属し、部長を務めていました。コンクールに出場するだけではなく、地域の皆さまに自分たちの演奏を楽しんでもらいたいという思いから、老人ホームでの演奏を部員に提案し、提案と調整を重ねた結果、年3回の演奏会を定期的に開催するまでにこぎつけました。そんな折に貴校のホームページを見ると教育方針に『自主性』と書いてあり、まさしく私(僕)が中学校で実施してきたものだと感じました。貴校であれば、私の得意とすることを発揮できると思い、志望しました」

ここに注意!

志望理由で「自主性が良いと感じた」と話したあとで、他の質問で取り上げるエピソードに自主性が感じられないと筋が通りません。

(例)

面接官「部長を務める上で大変だったことは何ですか?」
受験生「部員がなかなか言うことを聞かず、統一方針をとることに苦労しました」
面接官「どのような工夫をして解決しましたか?」
受験生「みんなで話し合いもしたのですが、結局、先生に叱ってもらいました~!」

・・・これだと、面接官に「自分には自主性がある(貴校に相応しい人間ですよ)」と伝えることができません。エピソードのどの部分にフォーカスするかが問われるのです(嘘をついてはいけません)。「こうした困難は自分たちで解決すべきと思ったので、副部長に自分の考えを伝えて共感してもらい、自分と副部長で部員全員から賛否を聞き、対話を重ねました。もちろん先生に頼ることもありましたが、自分たちがどうあるべきかを積極的に考えることができたと思います。」とすると、自分が自主的にどのような行動をとったか・どう解決しようとしたかを伝えることができます。どうしても言えないのであれば、そのエピソードを話してはいけないのです。

ともすると、中学生は話そのものに合わせて答えを作ってきてしまいがちです。頑張ったことや思い入れをベースにするのではなく、必要なエピソードをどう抜き出すかが重要なのですね。

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2017/07/13 | 

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