お知らせ

今回は、時計の大分解にチャレンジしました。
実際に行った実験のテキストの流れにそって、実験内容をご紹介します。

毎日欠かさず見ている時計ですが、細かい部分の名前、全部いえますか?
3種類の針の名前を学習しましたね。
ふだんは、見ているようで見ていない(気にしていない)電池ボックスの“ひも”にも注目しました。
このような、小さな「工夫・しかけ」に気がつくことで、「これにはどんな意味があるのかな?」と新たな疑問が生まれます。

約50年前までは、現在のような正確な時計をつくることができませんでした。時間や時刻は、地球の公転・自転を利用して決められていました。地球の自転を1日24時間として時計代わりに使い、星や太陽の観測をして、時刻がずれてしまった機械時計を直していたのです。その後、地球の自転の速さは少しずつ変化し、いつも同じではないことがわかりました。そして、時代の変化にあわせて正確な狂いのない時計が必要になってきました。
現在では、セシウムという原子の振動を利用して1秒の長さが決められています。また、正確な原子時計による時刻の情報が世界各地の送信所から標準電波として送られています。
今日分解した時計の種類は、時計の文字盤にかかれています。
英語なので読めないと思いますが、「クオーツ」と読みます。
これは、「水晶」という意味です。その働きが時計の大事な役割を果たしているのです。


待ちに待った分解開始。ドライバーを握り締めて、先生の指示を待ちます。今回初めてドライバーを使う子も多いので、その使い方からみんなで勉強します。時計の外側の4つのネジを外すのが1番むずかしいです。奥の方にあるネジは外しにくいのです。でも、みんなあきらめずにがんばっています。

時計の中は、このようになっています。1つ1つの歯車をはずしていって、「何個の歯車が時計の中に入っているか」を数えていきます。 また、同時にはずしていった部品は、標本として並べていきます。
子どもたちは、時計の中には11個の歯車があることを学び、また標本の様子に大満足です。
実験の後は、身近にあふれる歯車により興味がわくことでしょう。
時計の中にある水晶に電圧(電気の力)がかかると、決まって32,768回振動します。
その振動を、電子回路で、32,768回→半分→半分→・・・にわけていって、最終的に・・→4→2→1と、1秒に1回振動する電流に変えます。その電流は、1回ごとに向きが変わる電流です。その電気が、モーターコイルに伝わって、電気が流れるたびに磁石になります。力を受け取る1番最初の歯車には、磁石がついています。その歯車が、半回転することが、すべての歯車の動きのもとになります。




